フランク・コーネリッセンの『ラモレスカ』が再入荷!?
ファン垂涎のSO2無添加&アンフォラ発酵の「ラモレスカ」!
シチリアの南端、ドライトマトなどでも有名な「パキーノ」。
そのパキーノで、フランク・コーネリッセンが友人に頼まれていて造っ
ていたネロ・ダーヴォラ100%のワインを覚えていらっしゃる方も多いか
と思います。
《2004年は「ススカール」として》
《2005年は畑の名前を冠した「ラモレスカ」として!》
実は、このワインはフランクの友人であるフィリッポというシチリア人
の畑ラモレスカで、委託されて造られていたワイン。
しかし、このフィリッポ氏、フランクのワイン造りへの情熱に強い影響
を受け、この畑で自身の手によるワイン造りを決心致しました!
そうやって生まれたのがこの『ラ・モレスカ』なのです!!
この「ラ・モレスカ」、フランクが管理していた時代と同じフィリッポも
厳格な自然農法を実践!
そして熟成発酵に、フランクばりに素焼きの壺「アンフォラ」を使用して
いるという非常に意欲的なワインなのです!
そして、醸造過程、瓶詰めなど全行的においてのSO2を使用していないと
いう驚異的なワインなのです!
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到着後、本来ならば落ち着かせなければいけないところですが早速、2006年
の「ロッソ」を試飲してみました。
まず香りは、揮発酸も特に高くなく、SO2無添加とは思えないほど非常に安定
した印象。
煮詰めたコンポートやジャムを思わせる香り、スパイシーさも感じます。
口に含んでも素晴らしい、綺麗な果実を持ちますが、さすがにまだ固い・・・。
でもその味わいの奥にしっかりと芯を感じ、今後味わい、果実が開いていくであろうポテンシャルを十分に感じさせてくれました。
そして、さすがネッロ・ダーヴォラ、非常に肌理は細かいのですが、膨大な量のタンニンです(笑)
シチリアの可能性を感じされてくれる『ラ・モレスカ』本当に面白いワインです。
フランクをはじめ、グラヴナー、ジオット・ビーニ、ヴォドピヴェッチ等
イタリアでにわかに脚光を浴び始めている「アンフォラ」を使用したワイン
の最新スタイル!
イタリアワイン好きの皆様、ブドウのストレートな味わいを表現した
この「ラ・モレスカ」のワインを是非お試しになってみてください!