2016年11月に入荷した、非常に注目を「ラ・マリオーサ」の日本限定キュヴェ『ステッラータ』。
あのカーゼ・コリーニのロレンツォ・コリーノ氏が造る日本限定の新しいキュベということで大きな話題となりました!
今回、現地に残しておいた最後の30ケースが日本に到着!
なんとか60本を確保することが出来ました
まだ若いという事もあり、ガスの残っていますが、還元などは全くなく、綺麗な味わい。ラズベリーなどを感じさせる、甘酸っぱくジューシーな果実感。じわーっと染み込む旨味を持ち、重さのない軽やかに感じるあじわいです。
日本ではワインの造り手としてというほうが有名なロレンツォ氏。元々は自然農法のヨーロッパの権威で、環境保全農学者の最高エキスパート。
理論と実践で同時に最高の実績を出す、稀有な人物なのです。
マリオーサのオーナーのアントネッラとの出会いは、人づて。最初はアントネッラが、公演中の忙しいロレンツォに電話したけれど、その時は断られてしまったのです。
しかし縁あって、ロレンツォがマリオーザ農園に訪れた時、一番高い丘からの景色を見た際に「この景観を、自分の経験で救う手伝いをしよう。」と心に決めたそうです。
樹齢60年以上の土着品種カンノナウグリージョが、Vigna Madre(母なる畑)と呼ばれるマレンマの特別な地で、ひっそりと年輪を重ねていました。
カンノナウというと、サルデーニャの地品種「カンノナウ」の仲間だと思われますが、トスカーナ州、マレンマでも造られていたのですね。カンノナウは「グルナッシュ」ではないかと言われていますが、パーネ・ヴィーノのジャンフランコ・マンカ氏は、「カンノナウはカンノナウだ!」と主張しています。
そのVigna Madre(母なる畑)の畑から古い株からコツコツと枝を選び抜き、ロレンツォ師が最適だと直感した自らの畑「ステッラータ」へ植えていきます。
力強さ=エネルギーを、ロレンツォ師が見事に引き出した初リリースワイン
がこの「ステッラータ」です。
輸入元でも即完売してしまったというこの「ステッラータ」。
当店でも確保できたのは24本のみという少なさです・・・。
現時点でも素晴らしく美味しいですが、数か月おいておくだけでも、
味わいは落ち着き、さらに美味しくなるのは間違いありません!!!
さらに『ステッラータ』に合わせてあの『サタルニア』も極少量入荷です!
ロレンツォ博士のワインの特徴といえば圧搾せず「フリーランジュース」のみでのワイン造り。
自分のワイン、「バルラ」を軽く絞って作るワイン「ヴィノット」的な造りをしたのが『サタルニア・マグナム』です。
そしてトップキュヴェである『マリオーサ・ロッソ2014』も少量ですが入荷いたします!こちらも是非お見逃しなく!!
《ファットリア・マリオーサHP (日本語のページもあります)》
=> http://fattorialamaliosa.it/ja/