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バルバレスコ・ヴィチェンツィアーナ[2019] ラ・リチェンツィアーナ

バルバレスコを造る生産者ラ・リチェンツィアーナがが再入荷しました!味わいのスケール感、骨格の強さから古典的なバローロに通じる雰囲気を持っています。少量の入荷となりますのでお早めに!

ヴィーノ・ビアンコNV(20ー21) ダリオ・プリンチッチ

ダリオ・プリンチッチ人気キュヴェ、『ヴィーノ・ビアンコ』 旨みたっぷりの定番白。ヴィーノ・ビアンコ日本とイギリスのみの限定キュヴェです。

ロンカイエ ヴィーノ・フリッツァンテ[2021] メンティ

ブドウの果汁のみから浸かられた、口当たりのやわらかなスパークリングワイン。デゴルジュマンをしていないので澱が沈んでいるが、絡めて飲むことで、より”楽しい”飲み心地です。

レ・トラーメ[2018] ポデーレ・レ・ボンチエ

フローラルで繊細な香り、伝統的なイタリアワインとしての豊かな奥行きを備えた美しいサンジョヴェーゼです。

シルヴァネール・ランタンポレル[2021] アンドレ・ロレール

黄色い花、洋ナシの黄色果実風味とても豊かな香り。しっかりしたレモン的酸を感じた後に、温かみのある黄色果実が広がります。

ホーム > 産地で探す > フランス > コート・デュ・ローヌ > 本拠地 コート・デュ・ローヌ南部 > フレデリック・アニェレー Frédéric Agneray

フレデリック・アニェレー Frédéric Agneray

パリ13区で有名だったL’auberge du 15の守江シェフの料理が忘れられず、彼が独立して開いた「Yoshinori」 を訪問したのが2016年2月。
うきうきしながらワインリストを眺めるも、ボルドーの61シャトーを覚えたばかりだった当時、リストを解読することはできず、とりあえずお手頃な価格のボトルを頼んだ。

「Frédéric Agneray – Les Larrons 2014」 エチケットには青いカエルが二匹。沼の近くで造られるワインなんだろうか。。?
南フランスのワインだったので、大まかな味わいは予想しつつ、特に期待もせず一口。
レストラン着きたてのそわそわした心は一瞬にして、ボトル内の静けさと同化していく。
それは沼地の湿気ではなく、霧がかる早朝の湖面を彷彿させる透明感のある液体であった。
苔むす森や秋雨に濡れる落ち葉。静かに波打つ湖岸から立ち上がる水の香り。
すぐには南フランスのワインとは言えない静逸な造りだった。

「いつか自分がワインを輸入するのであれば、こんなワインを輸入したいなぁ」

まだ社会人にもなっていない自分が、仮にいつかインポーターになったとしても、その頃になってもこのワインが日本未入荷だとは到底思えなく、歯痒い気持ちでワインと守江シェフの料理を楽しんだ。


「Bonjour! よくこの場所が分かったね!」
あれから4年後、僕はフレデリックの玄関先に立っていた。
彼のワインを思い出す度に、日本に輸入されていないかチェックし続けたこの4年。キューピッドの代わりにバッカスが微笑んでくれた。
彼のワインを試飲する前に、畑に案内された。
アルデーシュよりさらに南にあり、シャトー・ヌフ・デュ・ パプと同じ緯度にあるサブラン地区。彼の畑はオークの森に囲まれており、北を向いている。
砂と石灰粘土 の土壌で冷涼とした場所。その1年前に訪問したシャトー・ラヤスの畑を思い出した。
その後、彼の奥さんと天使のように可愛い二人の子供に囲まれながら彼の家で試飲。ワインの味わいはフレデリックの人柄をそのまま反映させたかのようだ。
「透明感があり、ピュアで、何よりも自分の子供達に飲ませたいようなワイン。そんなワインを造りたい。」
それ以上、それ以下の説明を求める必要もない彼の理念と、南フランスの森の中にひっそりと佇むこの家に 自分を導いてくれた運命に心揺さぶられる冬の午後だった。

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フレデリックはかつてパリで現代文学を学んでいたが、スポーツ番組の視聴覚ドキュメンタリストとして働くために勉強を中断した。
その間、彼の余暇を満たしてくれるワインと出会い、ワインに対する想いは日を追うごとに強くなっていった。その中でも彼の情熱を焚きつけたのは、無農薬栽培かつ亜硫酸塩無添加で造られる、いわゆる「ヴァン・ナチュール」であった。

彼はパリにある様々なワインショップを訪問するだけでは飽き足らず、やがて気に入った生産者を直接訪問するようになった。

そのように生活をする中で、フレデリックは現代の農業の問題を指摘する一本の映画に出会う。
その際に抱いた嫌悪感とワインに対する情熱が結びつき、彼は自分でワインを造ることを決心する。


やがてフレデリックはロワール川南部アンジュー地区のモントルイユ=ベレにて農業の基礎を学び、
その後5年間に渡りグランジュ・オ・ベール、クロ・ルジャール、ジョルジュ・ヴェルネ、マス・リビアンでワイン醸造の修行を積む。


その後、彼はワインを造るための土地を探しに南アルデーシュに移住。
探す土地の条件は、良質なワインを生み出すことだけではなく、自然に囲まれ、彼自身が活き活きとした生活を取り戻せることだった。

しかし、いくら探しても彼の心動かす土地に出会えることはなかった。
落胆が重なり、彼はさらに近くにあるガール地区で探すことを決めた。
ある日、3haの土地のオファーをもらい、その土地を見た瞬間、フレデリックはそれが自分のために用意された土地だと直感した。

大きな砂質土壌のテラス、海抜200m、オークの森に囲まれ北を向いた斜面。
ブドウ畑は剪定されておらず、それまでは農薬が使われていた畑ではあったが、驚くほど多様な自然に囲まれていた。
すぐに契約を交わし、2013年12月から畑の手入れが始まった。


2014年の夏にはサブランに家を購入し、ガレージを改造し、ワイナリーに作り替えた。

(輸入元資料より)
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ユーカリ[2020] フレデリック・アニェレー

5,346 円
[フランス/ローヌ/赤]

グルナッシュ、シラーから作られた新しいキュヴェ。

カラミテ[2020] フレデリック・アニェレー

3,861 円
[フランス/ローヌ/赤]

重みを感じさせない柔らかく、透明感のあるワイン。香り高く、冷涼感が漂う。
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ピックアップアイテム

ヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ・クラシコ“キプラ”[2021] カリプトラ

2,772 円
ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージの中でも「別格」と言われるCupramontana(クプラモンターナ)の作り手
「カリプトラ」ミネラルと酸のバランスがよく、力強い味わいです。魚の前菜からフレッシュチーズやセミハードチーズまで、さまざまな料理と相性抜群!


トスカーナ・ロザート[2021] オットマーニ

2,673 円
色の淡い軽やかロゼ。可愛らしく優しい果実の香りが気持ちをや和らげてくれるようなロザートです。

ヴィーノ・ロッソ・フィリエーリ・デイ・サビオーニ[2018] カンティーナ・マルゴ

8,910 円
2018年は暑い夏のヴィンテージで、驚くべき凝縮感をを持った凄みのあるヴィンテージ!
香りは濃度がありながらも軽さもあるブラックベリーの香り。
驚異的な長さの余韻の中には黒糖を思わせるような詰まった味わいと、それでいながら伸びやか。驚くほど凝縮していながらも酸の余韻も!

ヴォリア・ロザート・フリッツァンテ(NV) ポルタ・デル・ヴェント

2,475 円
涼感溢れる瓶内二次発酵の微発泡ロゼワイン。抜飲み心地の良さが特徴ポルタ・デル・ヴェントのワイン。これから暖かくなって、お花見のお供にお楽しみください♪

アフロディート[2021] レ・ボワ・ペルデュ

3,762 円
フレッシュな果実味と複雑で凝縮した風味を併せ持ったバランスの良いワイン。しっかりとした味わいでありながら、主張が強過ぎない艶やかな味わいです。キノコや野菜を使った料理との相性が良く、たっぷりの野菜料理に猪や鹿、うずらや鴨などを添えて楽しんでいただきたいワインです。

オレンジ[2021] ボデガ・クエヴァ

3,465 円
豊かなオレンジ果実風味に、ミントの様なハーブ香のアクセントが心地よい。軽やかな口当たりで、幾らでも飲めそうなフレッシュな味わいです。

【*】ラッテ・マンマ(50g) サバディ

756 円
Sabadiがつくるミルクチョコレート。ぞれ家族をイメージしたかわいらしいパッケージのラッテ(ミルク)シリーズ。
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クレマン・ダルザス・ブリュット・ナチュール・セレクショネ・パー・マルク・テンペ(NV) マルク・テンペ

2,673 円
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ヴァン・ブラン・ヌーヴォー[2022] ピエール・オリヴィエ・ボノム

2,970 円
ロワールの自然派ピエール オリヴィエ ボノームの船便で運んだフランス・2022ヌーヴォー到着!
リッチな果実味と骨格のある味に仕上がっています!

《500ml》アマーロ・ディ・エルベ ”トリエステ”(40%) ピオロ・エ・マックス

5,940 円
甘さ控えめビターなアマーロ。余韻からじわっと苦みが沁み渡り、喉の奥までスッキリし食後酒として最適です。