ゴエラン[2018]　ヴァランタン・ヴァルス「葡萄酒蔵ゆはら」

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ゴエラン[2018]　ヴァランタン・ヴァルス

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●ヴァランタン・ヴァルスゴエラン 2018 (白)

・品種:樹齢 15 年と 30 年のソーヴィニヨン・ブラン(二つの区画) ・土壌:沖積土に砂岩、砂、二酸化ケイ素・シリカ、石英・醸造:成熟度に合わせて一週間に渡って二回収穫。収穫時期に分けて醸造。造り方はどちらも同じ。グラップ・アンティエールにてダイレクト・プレス。樽に入れる際にアッサンブラージュ・熟成:古樽で 8 カ月間 (この間ウィアージュ無し、そのため少し酸化熟成系のニュアンスを感じる) ・味わい:ソーヴィニョンらしい爽やかな風味はあまりなく、ミネラルと酸がありがら複雑味もしっかり存在する。この年はパワーがあって、果実味豊かだが酸もしっかり有り、旨みも抜群。樽熟期間中ウィアージュをしていないので、酸化熟成というかマセラシオンをしたようなほろ苦さを感じる。

キュベの意味:2015 年ヴィンテージの際、ヴァランタンにとって人生で初めて醸造する品種だったソーヴィニヨン・ブラン。これ以前のゴエランはシャスラで醸造。借りた畑の中にたまたまあったぶどうで最初はどう醸造するかも中々わからなかった。最終的に結果がよかったので、これからもこの方針で醸造してゆくつもり。有機になって今年で 2 年目なので、これからドンドンミネラルと複雑味が増していくのではないかと。ゴエランはカモメの事。白く、エレガントに飛び、海を連想させ、にぎやか。塩味とミネラルが効いていて、ワイワイ楽しみながら飲むこのワインにぴったりな鳥。