長らく、大手「リブランディ」以外では存在感のあるワイナリーのなかったカラブリア州の「チロ」。
そんなチロから現れた造り手、
「ア・ヴィータ」の登場は本当に驚かされました・・・。
まるでピエモンテの偉大なバローロかと思わせるようなバラを思わせる香り。
繊細な味わい力強さをあわせ持ち。余韻には強いタンニン分と心地よい酸。
長い熟成に由来する、旨味の出方といい、そのデビューは衝撃的でした。
その「ア・ヴィータ」と並び、この地で素晴らしいワインを作るのが『セルジオ・アルクーリ』。
はじめは輸入元「BB&R」さんの試飲会で出会い、ビックリ!
カラブリア、そしてブドウ品種ガリオッポの可能性をあらためて感じさせてくれるものでした。
今回、そんな「セルジオ・アルクーリ」より到着したのが・・・
なんと《日本に限定240本》という2011年の『チロ・リゼルヴァ』です!
5年の熟成をへてリリースされるこの『リゼルヴァ』。
我慢できずにすぐに飲んでしまったのですが、これはかなり凄いです・・・。
スケール感もポテンシャルも途轍もないレベル!口に含んで、口の中を覆い尽くすほどのボリューム!!
味わいの情報量の多さと、圧倒的なスケールでもったいなくてなかなか
飲み込めない程(苦笑)タンニン分も圧倒的・・・。
今飲んでも素晴らしく美味しいですが、このワインは10年、15年熟成させたら・・・。
大変なことになるのは間違いありません!
ここまで「スゴイ!」と衝撃を受けたのは本当に久しぶりです!!
偉大なバローロに匹敵する、もしくはそれ以上の凄味を持ったアルクーリの2011年の『チロ・リゼルヴァ』。
当店には24本のみの入荷となっております。是非お早めにどうぞ!