【限定】感激のおいしさ『G.D.ヴァイラ』の「バローロ・ブリッコ・ヴィオーレ」2013年!
先日、テラヴェールさんの事務所のシャンパーニュの試飲会で吉田さんが、
「赤ワイン飲みましょうよ~」と、生産者からサンプルでもらったらしいボトルを開けてくれました。
それが「ヴァイラ」の「バローロ・ブリッコ・ヴィオーレ2013」だったのですが、ビックリするくらい美味しくて・・・。
ヴァイラが素晴らしい作り手なのはその場にいた人はみんなわかっていたはずなのですが・・・、
期待値の5割り増しくらいに美味しくてかなり驚愕。
ネッビオーロのピュアな香り。密度感のあるどっしりとした果実感。
そして乾いた感じの無いタンニン分・・・。
美しく柔らかくでも豊かな酸味。
驚くほどの完成度で「バローロの一つの理想形」ではないかと感じさせてくれるほど!
久しぶりに若いバローロで感激しました!
そんなヴァイラの2013年が、待望の入荷となりました!!
さらに、残っていた2012年ヴィンテージの最終18本も今回分けていただけましたのでご紹介いたします!
厳めしすぎず、繊細過ぎず・・・。
すでに美味しくものすごく魅力的なバローロ。
ちなみに2013年の「ブリッコ・ヴィオーレ」も輸入元へは96本の入荷だったそうですので・・・。
お早めにどうぞ。
現当主アルド・ヴァイラ氏とミレーナ婦人は非常に穏やかでピエモンテは勿論、他の産地の造り手からも慕われる人格者。 醸造や栽培の経験や知識を若い世代に伝えることを重視していて、若い醸造家達の憧れの存在にもなっている。 現在は息子のジュゼッペも参加し家族経営を続けている。 アルド氏の父親はワイン造りを仕事とはせず、街で働いていた。醸造学校を卒業後、お爺さんが所有していた僅か0.3haの畑と樽の枞だけを相続しワイン造りを開始。転機はすぐに訪れた。
86年、バローロ地区が雹害でほとんど全ての畑が壊滅的な被害を受けた年だ。大不況の真只中の雹害で多くの造り手が廃業していったが、諦めきれず借金をして畑を買い増したのだと言う。 今ではバローロ村を中心に各地域の優良畑を所有している。 ワインは葡萄の味でなくてはいけない 『美味しいのは当然。“安全”で“清潔”。そして“美しい”ものでなければならない。そしてリンゴジュースを飲んだらリンゴの味しかしてはいけないのと同じようにバローロを飲めばネッビオーロの味がすべき。樽由来の甘味やタンニンや香も必要ない』現にヴァイラのバローロは美しい均整の取れた酒質で素直にフルーツを感じさせる。 熟成と共に妖艶さを増していくが、ネッビオーロらしさは崩れない。発酵はステンレスタンク(一部大樽)。自然酵母でゆっくりと発酵を進める。タンクのあらゆるところで糖分が二酸化炭素を造り果帽を押し上げることが重要(1日に2回櫂入れを行う)。 ネッビオーロはカベルネやメルローと違い果汁にアントシアニンや色々な要素(香味成分も果皮に多い)を含まないのでこのフォラトゥーラ(櫂入れ)は大切。 特に樹齢の高いネッビオーロは収量が落ちるだけでなく、果実そのものが小さくなり、果汁に対する果皮のバランスが若い樹と比べて高くなる。より一層フォラトゥーラが重要になってくる。『果皮比率の高い高樹齢のネッビオーロは多くの要素をワインに不える。高樹齢であれば過度の抽出も必要なく、適度なフォラトゥーラをしてあげるだけでバローロは偉大さを備える』 マルセル・ダイスから移植したリースリング アルド氏は様々な挑戦を続けている。醸造学校の卒業論文は“白ワインにおけるマロラクティック発酵”だったそうで、当時憧れていた品種リースリングを植樹。ドイツ系リースリングと古い友人であるマルセル・ダイスの100年以上の畑から無作為に取った色々なクローンを植樹したそう。 『単一クローンでは複雑味を産まないのは明らかマルセル・ダイスは早くからそれに気付いていた』当初、全く売れなかったというリースリングは今ではランゲ地方だけでも14の造り手がリリースする人気品種となった。ヴァイラは全ての品種で素晴しいワインを造っている。中でもドルチェットは秀逸。通常は収量が落ちる為30年程度で引き抜かれるがコステは50年、フォッサーティも27年程度と高樹齢。ネッビオーロ同様ピュアで曇りのないワインでチェリーやスミレの香が爽やかに香るエレガントなドルチェット。(輸入元資料より)
|