《『マッサヴェッキア』のロザートに通じる雰囲気がある!》
改めて「カンティーナ・マルゴ」のワインを飲んだ時に感じた印象でした。
「強烈」といって良いほどのしっかりとした旨味、ギューッと舌に染み込むような深い味わい。ロゼとしては桁違いに深い味わいと、深みを持った『ロザート』、そして逆に軽やかに感じる赤ワイン『ロッソ』。
もちろんスケール感は少し違いますが両方とも、飲んで最初に頭に浮かんだのは「マッサヴェッキア」!マルゴはサンジョヴェーゼなのでブドウ品種さえも違いますが、香りの迫力、そして旨味の出方など、共通点の非常に多いワイン。
「これだけ凄いワイン、近いうちに絶対に世に知られる」と確信しています!
カンティーナ・マルゴはまだ30代のカルロ・タバッリーニ氏が運営するワイナリー。
「ラ・ビアンカーラ」や「ステファノ・レニャーニ」が参加するヴィッラ・ファボリータのメンバー。彼らから多くを学び、近年、メキメキと頭角を現している若手最注目の作り手の一人です。
ちなみに白も、香りを嗅いで最初に思い出したのは「マッサヴェッキア」でした。最初にマルヴァジアがブレンドされた2002年の「アリエント」がふっと頭によぎル味わい。
この内容にしてこの価格は《破格》と言っても良い内容かと思います。
まだまだ、世の中的に、知られていない『カンティーナ・マルゴ』。今のうちに是非、お試しください!!
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Cantina Margo カンティーナ・マルゴ
カンティーナ・マルゴはペルージャにて2008年に設立された、わずか1haの畑を所有する小さなワイナリーです。
畑は標高350mのミネラル豊富な泥灰土を含む粘土質土壌です。現在37歳のカルロ・タバッリーニ氏が一人でワイン造りを行っています。
カルロ・タバッリーニ氏は、幼い頃からぶどう畑と、祖父と父と共に成長してきました。しかし、ワインへの情熱はずっと後に花開きました。それは90年代後半、ある経験をしたときです。当時カルロは知り合いのワイナリーの手伝いをしていました。
それは、近代的な醸造方法と農業基準は過剰な化学薬品とそれを使用するための作業ばかりで、全てを最適にしようとしている自然の力を捻じ曲げてしまっているように感じました。それが彼にとって大きな失望でした。
そこで彼は初めて自分自身のワインを2008年に造りました。
そこにはワインの自然な面を全面的に表現することに注力しました。
ただ、わずかな量のSO2を使用し、また、培養酵母、温度管理、清澄といった近代的な醸造方法も取り入れました。数年間実験を続け、ようやく今、すべてのワインを自然酵母で発酵、デキャンタージュ(容器から容器への移し替え)のみによる清澄で造る
ことができるようになりました。
SO2の量は毎年減らしており、最終的には全く加えないことが目標です。
畑では銅と硫黄のみ使用し、毎年その量を最適化していく・・・この畑での哲学以上に大切なものはない、というのがカルロの哲学です。
輸入元資料より
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