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ランキング

バルバレスコ・ヴィチェンツィアーナ[2019] ラ・リチェンツィアーナ

バルバレスコを造る生産者ラ・リチェンツィアーナがが再入荷しました!味わいのスケール感、骨格の強さから古典的なバローロに通じる雰囲気を持っています。少量の入荷となりますのでお早めに!

ソーンレイン[2018] トーマス・ニーデルマイヤー

上質なブドウ由来の肌理の細かさ、口あたりの柔らかさで、スケール感は2017年以上!強烈なミネラル感と熟したモスカート、トラミナー由来の強い芳香。非常にパワフルなワインです!

レ・トラーメ[2018] ポデーレ・レ・ボンチエ

フローラルで繊細な香り、伝統的なイタリアワインとしての豊かな奥行きを備えた美しいサンジョヴェーゼです。

ロンカイエ ヴィーノ・フリッツァンテ[2021] メンティ

ブドウの果汁のみから浸かられた、口当たりのやわらかなスパークリングワイン。デゴルジュマンをしていないので澱が沈んでいるが、絡めて飲むことで、より”楽しい”飲み心地です。

ホーム > 産地で探す > イタリア > トスカーナ > キャンティ > ジョコリ Giocoli

ジョコリ Giocoli

白品種含む7品種混植混醸の昔懐かしいキャンティ。

決して偉大なワインではないし、専門誌で評価されるものでもないが、もはや味わえない30年前のキャンティを味わう事ができる。ワインはその地域に受け継がれてきた伝統や習慣が味わいに感じられるものであるべき。

キャンティは世界基準に変化

イタリアの代表的テーブルワインだったキャンティは今や世界基準の味わいに変化。凝縮感が高く、重厚なスタイルが今の主流になってしまった。
『キャンティ・クラシコ協会は2006年から白葡萄の使用を禁止。80%以上サンジョヴェーゼであることを義務つけてしまった』
以前はサンジョヴェーゼが75%以上であれば、6%まで白葡萄が使用でき、カナイオーロ等の地品種の使用比率も高かった。
『世界の市場を意識し白葡萄を禁止した。これはキャンティらしさを捨て、世界的基準を目指す事を決定づけてしまったのではないか?』
木苺のような赤系果実と梅の風味だったキャンティ・クラシコは姿を消し、カシスのような黒系果実で強い凝縮感で重厚な味わいに変わってしまった。
『ワインはその地域に受け継がれてきた伝統や習慣が味わいに感じられるものであるべき。世界中で同じ味わいを目指す必要はない』
もはやクラシコでは素朴なキャンティには出会えない。クラシコ以外のキャンティも同様で、昔ながらのキャンティを見つけることはほとんど不可能。
しかし、クラシコの東、テッラヌォーヴァ・ブラッチョリーニで代々農家を営む「ジョコリ」に白葡萄も使った懐かしいキャンティが残っていたんです。
『自分が子供の頃から慣れ親しんだ味を捨てる事ができず、白葡萄も使った昔ながらの素朴なキャンティを今も変わらず造っている』

農家が造るワイン

現当主は「マルコ・カンノーニ」。ジョコリは5世代に渡ってテッラヌォーヴァ・ブラッチョリーニで農家を営んできた小さな荘園。
『トマト、芋、カボチャ等の野菜を中心に数箇所の畑で葡萄の栽培も行っていた。ボトリングはせず、組合に葡萄の状態で売っていた』
お爺さんが自家消費用に独学でワインを造り始め、「マルコ」も12歳の頃からその作業を手伝い始める。自然と跡を継ぐようになった。
『父親の代になり葡萄での販売を止め、バルクでの販売に切り替えた。これを機に葡萄畑にトレビアーノやマルヴァジアを混植し始める』
土壌はクラシコと違い複雑。シスト、粘土、砂質にそれぞれ畑を所有していて、土壌に合わせて品種を植え分けている。
『5世代に渡り、1度も農薬が使われた事がない。更に度の畑も森に接しているので生物多様性が確保されていて葡萄樹は自然の一部になっている』
北側にはプラトマニョ山があり、湿気を遮るのと同時に北風が噴くのでカビが少なくベト病等も少ないので銅、硫黄もほとんど使わないで大丈夫。
『チュフェンナ川があるので地中に水脈があり、近年の気温の上昇や乾燥でも葡萄樹は過度のストレスを受けずに生育する事ができる』
凝縮したワインを造るつもりはないので収量を過度に抑えることはしない。鳥や猪が食べて自然と減る程度が丁度良い。全ては自然に。
『チェントピッチョリ畑ではサンジョヴェーゼの古いクローンでこの地域にしか残っていないピッコロ・プレコーチェも残されている』

市場の意見は関係ない

2013者は「フェデリコ・レネッツィ」。トスカーナで古典的なワイン造りのコンサルタントとして独自の栽培・醸造を展開してきた少し変わった人。
『ドリンカブルで無理のない土地に根差したワインを造る事が自分の仕事で偉大なワインを造ることには全く興味がない』
醸造は非常にシンプル。手作業での除梗、野性酵母での発酵。醸造時の亜硫酸無添加。温度管理なしでの発酵。
『昔の人達は機械がなくても経験で醸造できた。頬で発酵温度を感じ、高ければ北側の窓を開けて風を入れればいい。感じることが醸造なのです』
森に住み、豚と牛に囲まれて野菜を栽培し、川でサーモンを釣って自生しているハーブで料理する。動物の声を聞き、風で天気を知る。
そんな生活をしてきた家族にとってワインは生活の一部で自然の恩恵。市場の意見を聞いて造ったワインではないのがジョコリの魅力なのです。
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キャンティ・ディアミネ[2020] ジョコリ

2,970 円
[イタリア/トスカーナ/赤]

トスカーナの暮らしに根差した「本物」のキャンティ。7種類の品種をブレンド。

アルツィッロ・ロッソ[2017] ジョコリ

2,574 円
[イタリア/トスカーナ/赤]
トスカーナの暮らしに根差した「本物」のキャンティの生産者ジョコリのセカンドライン。
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ピックアップアイテム

ヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ・クラシコ“キプラ”[2021] カリプトラ

2,772 円
ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージの中でも「別格」と言われるCupramontana(クプラモンターナ)の作り手
「カリプトラ」ミネラルと酸のバランスがよく、力強い味わいです。魚の前菜からフレッシュチーズやセミハードチーズまで、さまざまな料理と相性抜群!


ヴィナージュ[2018] トリンケーロ

3,465 円
エツィオが“軽さ”を求めて造ったワインで、他の赤ワインに関しては長いマセレーションを施すのに対して、一晩程度にとどめ、優しいタンニンと豊かな果実味が特徴になります。2018年は太田さんが太鼓判をおすヴィンテージです!

ヴォリア・ロザート・フリッツァンテ(NV) ポルタ・デル・ヴェント

2,475 円
涼感溢れる瓶内二次発酵の微発泡ロゼワイン。抜飲み心地の良さが特徴ポルタ・デル・ヴェントのワイン。これから暖かくなって、お花見のお供にお楽しみください♪

ラ・パッション・グルナッシュ ジャン・プラ・セレクション

1,485 円
2020年ヴィンテージはハート♡ラベルがかわいい南仏ルーションで生まれる旨安ワインの代表格パッション。赤紫の色調にほんのりとガスが残り、イチゴやさくらんぼの赤果実の香りが拡がります。イキイキとしたフレッシュな果実味と心地よい酸による可憐なフレッシュ感が好印象な仕上がりです。ギフトに是非!!

モッレリーノ・ディ・スカンサーノ・パッセラ[2019] ポッジョ・トレヴァッレ

2,376 円
滑らかなタンニンとベリーのフレーバーが魅力的。シンプルなパンやチーズから、インパクトのあるジビエ料理まで、何にでも合う「パッセラ」!果実味とアロマのバランスの良いデイリーワインです。

【*】ラッテ・マンマ(50g) サバディ

756 円
Sabadiがつくるミルクチョコレート。ぞれ家族をイメージしたかわいらしいパッケージのラッテ(ミルク)シリーズ。
マンマはカカオ比率は48%で、ココナツシュガーとフルール ド セル(塩の花)を使用。しつこくないミルキーさが味わえます。
ホワイトデーにもおすすめ!!

クレマン・ダルザス・ブリュット・ナチュール・セレクショネ・パー・マルク・テンペ(NV) マルク・テンペ

2,673 円
ほんのりグリーンを帯びたイエローの外観に細かな泡が輝き、丸みのあるふくよかな果実に柑橘の酸、長熟由来の奥深さはシャンパーニュに匹敵する味わいです。

カタラット[2021] ガウディオーゾ

2,970 円
明るい琥珀色。オレンジの花のような優雅なたたずまい。黄色の桃と細かいハーブの香りは、鉱物のノートや軽石。エレガントなタンニンが魅力のワインです。サクサク飲める「軽快さ」をだしたガウディオーゾのワイン、エチケットも可愛くじわじわと人気に。

《500ml》アマーロ・ディ・エルベ ”トリエステ”(40%) ピオロ・エ・マックス

5,940 円
甘さ控えめビターなアマーロ。余韻からじわっと苦みが沁み渡り、喉の奥までスッキリし食後酒として最適です。