マット・クレイマー氏著の「イタリアワインがわかる」でも、
ブルネッロの伝統主義者の代表的な造り手として紹介されている「ヴァル・ディ・スガ」。
大樽で3年に及ぶ熟成、果実感の濃さと美しい酸味とが相まって品格のある味わいを持つ素晴らしいブルネッロを生み出しています!
今回、そんなヴァル・ディ・スガのブルネッロの2011年。
そして2007年、1999年、1998年の4ヴィンテージが入荷しております。
モンタルチーノには、標高、気候条件(気温、雨、日光)、土壌の異なる3つのブドウ栽培エリアが北東・南東・南西にあります。ヴァル ディ スーガ社は、この特徴的な土壌を持つ3つのエリアすべてに300ヘクタールの畑を所有しています。
そのうち、130 タールでサンジョヴェーゼを栽培しており、それぞれの土壌の個性に焦点を当てながら、各エリアでブドウの剪定・仕立てを変えるなど、エリア毎に個別のアプローチをし、その土壌に合ったブドウを栽培しています。
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ヴァル・ディ・スーガは伝統を重んじながら、新しい技術の導入にも力を注いでいるワイナリー。
トスカーナを中心に、キャンティやモンテプルチアーノなど数々のワインをリリース
している「テニメンティ・アンジェリーニ社」の傘下にある醸造所です。
こちらでは、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノをはじめ、
いくつかのワインを生産していますが、単一畑である“VIGNA SPUNTALI”は
特に絶好のロケーションに位置し、ティレニア海から吹く風の影響を受け、
複雑性のある素晴らしいワインを産出すると言われています。
この度入荷しました「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・リゼルヴァ」は、
異なる地理と気候条件を持った、ヴァル・ディ・スーガの3つの主要な区画から
収穫されたサンジョヴェーゼ・グロッソをブレンドして造られる一本。
平均年間生産数は30,000本ほどとのこと。
30℃に温度制御されたステンレス槽で約20日間のマセラシオンを経た後、
スラボニアのオーク樽と、300リットルのフレンチオーク樽で36ヶ月間熟成され、
その後最低24ヶ月間の瓶熟成に入ります。
3つの区画が持つクラシカルな特性、フレッシュさとしっかりした構造、フルネス
と優雅さが
独特なバランスを保って構成されているそうで、ルビー~ガーネットのといった
明るい赤色をしており、
ボディは充実して柔らかく、ミネラル、革、甘草、そして深遠な植物の香りによって、
ワインに寛大さと魅惑的な表情が与えられているそうです。
ちなみに2011年はパーカーポイント90点、2007年は88点!
なかなかご紹介する機会の無いアイテムですので、目に留まった方は複数買いが吉
と出るでしょう!
輸入元コメントより
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