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VINAYAKI ヴィナヤキ(ボナルダ)[2016] フラテッリ・エレファンティーニ

アーティストAYUMI TAKAHASHIさんがラベルをデザイン「Fratelli Elefantini」!エレファントブラザーズのソウの印象的なラベルです。パワフルさと繊細さとどこか素朴さと優しさを感じさせる味わい。

ロッソ・カラブリア[2022] ア・ヴィータ

フラッグシップ的な存在位置になっていたチロの後継。ガリオッポでも飲みやすさを表現したロッソ・カラブリア。赤紫果実の印象と強めのタンニンや酸味が表現されているが、それがしっとりと馴染み、複雑な風味に変化する葡萄のエネルギーを感じます。

IGTウンブリア マルゴ・フィエロ・ビアンコ 2nd [2022] カンティーナ・マルゴ

カンティーナ・マルゴの白が入荷!2022年の一部を一年長く、熟成してから瓶詰めリリース!しっとりと落ち着いた美味しさで、スケール感も大きく感じるワイン。今までの、するする飲めるワインというよりは、より大柄で複雑さがあり、大人な雰囲気になっています。

ホーム > 産地で探す > オーストリー > ミヒャエル・ギンドル Michael Gindl

ミヒャエル・ギンドル Michael Gindl

2019年、記念すべき令和元年6月新着ワインとして、弊社初のオーストリアワインをご紹介させて頂きます。まずご紹介しますのは5つの地域から5つのワイナリー、そしてそれらは全てがナチュラルワインです。
 オーストリア最北端、ヴァインフィアテルの造り手Michael Gindl(ミヒャエル・ギンドル)をご紹介させて頂きます。
 巨大なヴァインフィアテルは、南のドナウ河から北のチェコ国境、西のマンハルツベルクから東のスロヴァキア国境まで広がっています。ヴァインフィアテルはグリューナー・ヴェルトリーナーだけの産地ではなく、他のブドウ品種のワインも豊富に揃っています。とはいえ、グリューナー・ヴェルトリーナーは他をよせつけずヴァインフィアテルのワイン消費量の先頭に留まり続けています。約6,700haという栽培面積はオーストリアのグリューナー・ヴェルトリーナーの総面積の半分を占めるだけでなく、世界の生産量のほぼ半分に充たります。多様な土壌タイプとワインを生む村々間の大きな隔たりがありながら、いずれにしても、ヴァインフィアテルのグリューナー・ヴェルトリーナーのタイプは、そのスパイシーな“ペパリー”な風味で認識することができます。緑そして白胡椒、さらに熟度の高い場合は、その果実味溢れるブーケとフレッシュな酸に引き立てられ、黒コショウ風味と関連づけられます。
 今回、Michael(ミヒャエル)がつくるグリューナー・ヴェルトリーナーを中心に白ワイン3種類をご紹介いたします。
 ワイナリーがあるHohenruppersdorf(ホーエンルッパーズドルフ)村は、ウィーンから30km北へいった穏やかな斜面をもつ丘と森にかこまれた海抜240mの場所にあります。14世紀の文献にこの村最古の畑の名前〝SOL〟の記載があるほど、この村では大昔よりワイン造りを生業の一つとしており、220haのブドウ畑はヴァインフィアテル南部最大のワイン生産地域でもあります。
 ちなみに〝SOL〟は太陽という意味もあり、その両方へ敬意を表す意味で彼の全てのワインラベルに記載されています。
 土壌は主にロームとレスで構成されており、気候は暖かい夏とマイナス25度まで気温が下がることもある寒い冬の大陸性気候です。
 『俺が子供の時、冬はいつも雪が降積っていた。しかし今では雪は積もらず雨が少し降るだけだ…』とミヒャエルがいうように、気候変動の影響はこの地にも表れており、実際、現在は冬の期間はそれほど気温も下がらず、ワイン生産者にとっては新たな挑戦となっています。今や他のヴァインフィアテルの地域と比較するよりもブルゲンラントと比較した方がいいほど暖かくなっているそうです。
 ギンドル家は他のオーストリアの生産者と同じく、ワイン造りだけでなく穀物を育て家畜を飼い、林業をも営んできました。それはなんと1807年から脈々と受け継がれてきております。1983年生まれのミヒャエルは祖父が早くなくなった影響で、なんと高校時代にすでにワイン醸造を担当しており、外国へ農業・醸造研修へも行かずただ自分と自分のワイン造りに向き合ってきました。2002年に農業学校を卒業、当たり前のようにその時すでに彼は実家の農業全てを継ぐ決意をしており、2005年に全てを引き継ぎます。
 前年の2004年クリスマス、現在の彼に至る決定的、衝撃的な経験を彼は忘れられません。
 『クリスマスに自分が醸造した2003ヴィンテージのウェルシュリースリングを飲んだんだ。とても信じられずショックだったよ…まだ1年も経っていないにも拘らず、すでにピークを越え酸化していたんだ。しかし、この時一緒に飲んだ祖父がつくった1979や1983ヴィンテージのワインは2Lボトルでとてもシンプルなスタイルだったけど、まだフレッシュで楽しめたんだ。なぜ自分のワインは…、なぜ祖父のワインはより生き生きしているのか…と考え記憶を辿ったんだ。
 行きついた答えはとてもシンプルだったよ。祖父はもっとシンプルにワインをつくっていたんだ。ワインの邪魔をしなかったんだよ。より我慢強く、よりワインに時間を与えていたんだ。この経験が俺にとって全てのスタートであり夜明けみたいなものなんだよ』
 この経験以後、ミヒャエルはすぐに搾汁・発酵・熟成にもっと時間をかけるようになります。澱の上でゆっくりと液体を寝かせ、すぐにフィルターするのをやめました。同時に彼は畑の在り方も見直すようになりました。
 まずは全ての穀物畑を貸出し、より畑仕事に集中できる体制をつくる所から始めます。ビオディナミ農法を試行・実践し畑ができるだけストイックに、強くなるよう改良していきます。
 例えばこの地域では1haに約3,000本のブドウ樹を植えますが、彼は7,000本、優良な区画には9,000本を植えております。これは収穫量を狙っているのではなく、ブドウ樹達を健全に競争させた方が長い目で見るとブドウは強くなるとの確信のもと実践しました。
 ビオディナミ農法実践以後、畑は昆虫、野生の鳥類、野花に満たされました。この数年の間にはさらなる生物多様性を畑にもたらす目的で家畜も増やし、牛、馬、羊を飼い畑仕事の手伝いをもさせています。結果、畑はエネルギーに満ち病気や害虫にも格段に耐性が増しました。
 2010年、彼は貸し出していた全ての穀物畑を取り戻し、現在は25haの土地をもちます。そのほとんどは牛と馬の餌場と穀物畑です。ブドウ畑はそのうちの10haになります。
 醸造も今やゆっくりと時間をかけてブドウをプレスし一切の酵母添加をせずに自然酵母のみ、温度管理もなしで安定的な発酵を実現させています。
 『できるだけ自然な発酵に介入しない様に努力しているよ。実際にはNothingだ!』と彼は言います。長期間、澱と共に樽の中で熟成させ酸化防止剤添加は瓶詰前に極少量のみに限っています。将来的には白ワインはステンレスタンクの使用をもっと抑え、自分の土地の森でとれたアカシアとオークの樽使用を増やすつもりでいるそうです。
 赤ワインはすでに100%、セラーの中の地中に埋めたアンフォラで発酵・熟成させています。
 ミヒャエルはほとんど一人で馬と共に畑で仕事をしてきました。
 『収穫の間、ノスリ(猛禽類の一種)は俺の畑の上を飛んでいるんだ。俺にとって彼らは畑を守る哨兵であり、自由や力強さ、野生の象徴なんだ。だからグリューナー・ヴェルトリーナーのラベルにしているんだ。』
 Hohenruppersdorf(ホーエンルッパーズドルフ)村の住人が代々、自由をこよなく愛しきたように、ミヒャエル自身も自由を愛し自分のスタイル、マイペースでワイン造りに従事してきました。自分と向き合い、楽しみながら成長して今日の彼があります。10代から始まったミヒャエルのワイン造りの旅はまだまだ途中ですが、今も自由な発想と行動で、多様なアイデアでビオディナミを実践している彼はノスリに自分を映し出しているのでしょうか。
 2016年に彼はデメテールの認証をとっております。
(輸入元資料より)
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リトル・ブテオ[2022] ミヒャエル・ギンドル

3,366 円
[オーストリー/ヴァインフィアテル/白]

エチケットは緑豊かな作物が育つ土壌にのみ育つ小動物を捕食するノスリ(鷹の一種)で、ミヒャエルの自然へのアプローチを表すシンボルです。黄色の強いグリーンイエロー色、青りんごや柚子、晩白柚のアロマ、爽快で心地の良いシャープな酸味、ドライな味わいに良質な柑橘の酸、アルコールも強すぎずバランスの優れた逸品です。

※参考画像となります

リースリング・ソダリス[2018] ミヒャエル・ギンドル

5,940 円
[オーストリー/ヴァインフィアテル/白]

グリーンイエロー色、ハッサクやスィーティーの香り、拡がりのあるアタックにわずかに樽香が感じられる冷涼感のある味わいに穏やかな酸が溶け込んでいます。
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ピックアップアイテム

ニッツァ “ライマン”[2019] ライオーロ・レジニン

4,752 円
ライオーロ・レジニンのトップキュヴェ。飲み心地の軽やかさが信条のレジニンですが、このライマンに関してかはかなりの凝縮感!エキス分の詰まった凄みを感じさせる特別なワインに仕上がっています。

Freistil (フレイスティル)[2022] トーマス・ニーデルマイヤー

4,455 円
ニーデルマイヤーの中でも一番人気のペットナット。2022年は2021年よりドライな仕上がり。綺麗な余韻で今まで以上に焦点が合い飲み心地抜群!!

【*】天然醸造丸大豆醤油 巽(こいくち) 300ml 梶田商店

907 円
濃口醤油は食欲をそそる芳醇な香りがあり、特に旨味が強く、旨味がよく伸びます。かけ醤油はもちろん、煮物・焼物など万能醤油として幅広くお使いいただけます。焼き物、炒め物など熱を入れる調理により風味が一層増します。

ル・タブー[2022] カーヴデクラ

3,960 円
2016年から北海道・余市町で葡萄づくりをスタート。渋みが少なく飲みやすい品種ですがアフターの物足りなさがあるのでオークチップを使いメリハリを付けました。厳しく選果したおかけで果実感は強く全体的にバランスの良いワインになってます。

メヌトゥ・サロン・ルージュ[2019] フィリップ・ジルベール

4,400 円
エレガントなピノ・ノワール。肉のグリルや煮込み、脂身の多い魚、シャルキュトリー、赤や黒のフルーツ、チョコレートなど、さまざまな料理と合わせることができます。果実味のたっぷりしたスパイシーさがあります。

キュヴェ・クルト(NV) デニス・ヴォルフ

4,554 円
多種類のブドウを使用しているにもかかわらず、単一品種と言われても納得してしまいそうになる統合感は見事。それぞれのレイヤーが見事に重なり合い、抜群の飲み心地の良さ。硬質感もあり、まさに秋のシンフォニーといった感じです。

《1000ml》アヴァ[2021] フラヴィア

3,564 円
フレッシュで、ピュアで、新しい時代の息吹を感じるナチュラルワイン。お手頃価格でしかもリッターボトル。青リンゴや梨、エキゾチックフルーツ、白い花やハーブなどの心地良い香り、フルーティで心地良いフィニッシュには塩味やミネラル、ハーブのニュアンスを伴った旨味と微かな苦みが広がります。

レイジー・ワインメーカー ソーヴィニヨン・ブラン[2023]  クォーサーワインズ

2,475 円
ドライなピーチとオレンジ・ピールのアロマ。フレッシュな酸味
と心地よい渋みがあります。

【*】ブーダン・ノワール・クリスチャン・パラ(330g) アンヌ・ローズ

2,376 円
“世界一のレシピ”のブーダン・ノワール。バスク地方出身でフランス伝統料理を突き詰めてミシュラン2つ星のシェフになったクリスチャン・パラ氏。 フランスの美食家のなかでは「ブーダン・ノワールと言えば、クリスチャン・パラ」びっくりするほど美味しいブーダン・ノワールです!

【*】《750ml》 オーリオ エクストラヴェルジネ・ドリヴァ[2023] オットマーニ

5,151 円
オットマーニのオーリオが入荷!トスカーナらしい青い香りがありながら、口当たりのまろやかなオーリオ。たっぷり750ml。