ドメーヌ・デ・クロワ Domaine des Croix
創業年:2005年 歴史: ダヴィッド・クロワは1978年生まれ。ロワールのトゥール出身。2年間、 地元で醸造を学んだ後、ディジョンのブルゴーニュ大学醸造学部に入学。2001 年に国家醸造家のディプロマを取得し、現在ではブルゴーニュ・ワイン界の次世代を担う重要生産者と目されている。その天性の資質は、コント・アルマンでの研修時代の頃にすでに発揮され、ベッキー・ヴァッサーマンがいち早くそれを認め、2001年23歳でカミーユ・ジルーの醸造責任者に抜擢される。それから2年後、ダヴィッドはボーヌのドメーヌ・デュシェが売りに出ることを聞きつける。当初はカミーユ・ジルーの自社畑にしようと考えていたが、やがてこの良質な5haの畑は売却され、アメリカの小さな投資家グループが2005年初めに購入した。彼らはオーナーにダヴィッド・クロワを任命し、2005年、「ドメーヌ・デ・クロワ」が誕生した。 2007 年に場所が離れているためポマールの畑を売り、代わりにアロース・コルトンやグラン・クリュのコルトンが増えた結果、現在ドメーヌの規模は 6.4ha、11 の異なるアペラシオンを造っている。除草剤などの化学薬品の使用は一切行わず、銅と硫黄だけを使用した事実上のビオロジック。醸造ではブドウの状態により少量の亜硫酸塩を加えた後は、ビン詰めまで何も添加しない。樽熟成の新樽率は、村名で10~15%、プルミエ・クリュで15~20%、コルトンで20~30%と全体的に低い。
☆ドメーヌのファーストヴィンテッジは2005年です。
ワイン造りに取り組む時に、特に注意を払うのは『どの年にどこでとれたブドウか』という情報が、飲んだ時に感じられるような味わいを目指すこと。そのポリシーである『ブドウのオリジン(来た場所)が感じられるワイン造り』を目指すために、一つ一つの作業、工程もそれをリスペクトする行動をとっている。手摘みでブドウを収穫し、16 キロくらい入る小さなバスケットにブドウを入れある程度選定をしながら収穫をして、醸造所に運んでからもう2回ほど選定を行う。 仕込みに入ってからは、自分の目指すところに液体を持っていくのではなく、ブレを調整する程度のガイド役としての行動をとる。醗酵のプロセスを知るためにテイスティングをするが、自分でプロセスを変えるような直接的なアクションはほとんど行わない。常に頭に置いているのは、収穫されたヴィンテージの特徴と、収穫してきた場所を尊重したいということ。新樽の比率もおのずと低くなり、約5~10%。ブルゴーニュで一般的に使用されている228Lの樽でシュール・リーで醸造し、キュヴェにもよるが、仕込みの期間は15~18ヶ月、醗酵させてから樽で12~15ヶ月間ほど熟成、ステンレスタンクに移して3~6ヶ月くらい寝かせ、無清澄・無濾過で瓶詰を行っている。
【畑について】 栽培:ビオロジック(2008年~、認証は取得していない) 除草剤、殺虫剤、防腐剤の使用なし
認証機関:なし 土壌:粘土石灰質。下層土は沖積土。 自社ブドウ畑面積:5.4ha 契約ブドウ畑面積:1.1ha 自社ブドウ畑の数:19 自社栽培ブドウ品種:ピノ・ノワール、シャルドネ ブドウ以外の自社農作物:なし 主な仕立て方法:ギュイヨ・プールサール 仕立ての支柱の素材:アカシアの木 仕立ての添え木の素材:アカシアの木 堆肥:購入(オーガニック堆肥を使用(毎年ではない)、ビオ農法で飼育された牛の堆肥)
【醸造について】 酵母のタイプ: 野生酵母 圧搾方式:空気圧式プレス 醗酵容器:木桶、コンクリート、ステンレス 熟成容器:ブルゴーニュ樽、ステンレス セラー環境:ボーヌ中心、畑とは隣り合っていない 年間生産ボトル本数:25000~30000本/年
基本的な醸造情報 選果の場所:畑の中、セラー マセレーション:5~6日間、12~13℃ 醗酵容器:木桶、コンクリート、ステンレス アルコール醗酵期間:4~5日間 醗酵温度コントロール:あり (ピーク(32~35℃)まで上げて、降りてきたら 27~28℃でキープ) 熟成容器:ブルゴーニュ樽(228L)の後、ステンレスタンク 熟成期間:樽で最低12ヶ月+ステンレスタンクで3~6ヶ月 濾過清澄:なし 亜硫酸添加のタイミングと量:醗酵前に10~50mg/L、醗酵中に10~30mg/L、ビン詰前に10mg/L 総亜硫酸量:40~70mg/L
☆ドメーヌのファーストヴィンテッジは2005年です。
ワイン造りに取り組む時に、特に注意を払うのは『どの年にどこでとれたブドウか』という情報が、飲んだ時に感じられるような味わいを目指すこと。そのポリシーである『ブドウのオリジン(来た場所)が感じられるワイン造り』を目指すために、一つ一つの作業、工程もそれをリスペクトする行動をとっている。手摘みでブドウを収穫し、16 キロくらい入る小さなバスケットにブドウを入れある程度選定をしながら収穫をして、醸造所に運んでからもう2回ほど選定を行う。 仕込みに入ってからは、自分の目指すところに液体を持っていくのではなく、ブレを調整する程度のガイド役としての行動をとる。醗酵のプロセスを知るためにテイスティングをするが、自分でプロセスを変えるような直接的なアクションはほとんど行わない。常に頭に置いているのは、収穫されたヴィンテージの特徴と、収穫してきた場所を尊重したいということ。新樽の比率もおのずと低くなり、約5~10%。ブルゴーニュで一般的に使用されている228Lの樽でシュール・リーで醸造し、キュヴェにもよるが、仕込みの期間は15~18ヶ月、醗酵させてから樽で12~15ヶ月間ほど熟成、ステンレスタンクに移して3~6ヶ月くらい寝かせ、無清澄・無濾過で瓶詰を行っている。
【畑について】 栽培:ビオロジック(2008年~、認証は取得していない) 除草剤、殺虫剤、防腐剤の使用なし
認証機関:なし 土壌:粘土石灰質。下層土は沖積土。 自社ブドウ畑面積:5.4ha 契約ブドウ畑面積:1.1ha 自社ブドウ畑の数:19 自社栽培ブドウ品種:ピノ・ノワール、シャルドネ ブドウ以外の自社農作物:なし 主な仕立て方法:ギュイヨ・プールサール 仕立ての支柱の素材:アカシアの木 仕立ての添え木の素材:アカシアの木 堆肥:購入(オーガニック堆肥を使用(毎年ではない)、ビオ農法で飼育された牛の堆肥)
【醸造について】 酵母のタイプ: 野生酵母 圧搾方式:空気圧式プレス 醗酵容器:木桶、コンクリート、ステンレス 熟成容器:ブルゴーニュ樽、ステンレス セラー環境:ボーヌ中心、畑とは隣り合っていない 年間生産ボトル本数:25000~30000本/年
基本的な醸造情報 選果の場所:畑の中、セラー マセレーション:5~6日間、12~13℃ 醗酵容器:木桶、コンクリート、ステンレス アルコール醗酵期間:4~5日間 醗酵温度コントロール:あり (ピーク(32~35℃)まで上げて、降りてきたら 27~28℃でキープ) 熟成容器:ブルゴーニュ樽(228L)の後、ステンレスタンク 熟成期間:樽で最低12ヶ月+ステンレスタンクで3~6ヶ月 濾過清澄:なし 亜硫酸添加のタイミングと量:醗酵前に10~50mg/L、醗酵中に10~30mg/L、ビン詰前に10mg/L 総亜硫酸量:40~70mg/L
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