シュテファン・クレーマーStephankrämer
タウバーの川幅は比較的狭く、冷涼なミクロクリマがあり、川の周辺には自然保護地区も多いため生物多様性に富むワイン畑も多く残されています。今では多くの人々に忘れられてしまった「アンティーク」な産地です!
30年戦争とフィロキセラによって、ワイン造りは大きく後退してしまい、戦後になってようやく本格的なワイン造りが再開しました
(現在、栽培面積は1100haでモーゼルは8600ha)。 現在タウバータールにおいて、畑仕事から醸造まで徹底して自然なワイン造りをしているのは、知る限りではシュテファンのみです。代々農家を営んできたクレーマー家では「BIO」とは流行りのスタイルでも経営戦略でもありません。
不必要に自然に介入せず、自然と共に生きるということを家訓としてきたクレーマー家では、周囲からすれば「不合理」なワイン造りをすることは
最初から当たり前でした。 シュテファンの父親は95年に初めて自社畑からワインを造り、シュテファンも携り始めた後は、より本格的に良いワイン造り
を目指すようになりました。シュテファンは、ロワール、ジュラやオーストリアの自然な造りをしたワインを多く飲むようになり、多くのインスピレーションを得たそうです。 タウバータールの土壌は基本的に貝殻石灰岩が主体です。シュテファンの畑はタウバーツェル(貝殻石灰)とレッティンゲン(シレックス)
の2種類の土壌からなります。ブドウ品種はシルヴァーナ、ミュラートゥルガウ、ヨハニータ、ピノ・ムニエなど古来からこの地で栽培されてきた品種のみ。
シュテファンの畑は、遠目でもわかるほど緑が生い茂り、土地からエネルギーが噴き出しているかの如くあらゆる植物が生えています。
この土地には在来の鳥の種類も多く、その他の動物も年々多く見られるようになっているといいます。 昔のドイツワイン生産を代表するタウバーで、シュテファンのようなワイン造りをする生産者は珍しく、多くの若手が訪問したりとタウバーにおけるワイン造りの一つの尺度になっています。
ちなみに彼の母親が作る黒パンは手が止まらなくなる程美味しい!これがクラシックなドイツパンの真髄かと目の鱗が落ちる逸品です。
食卓から畑、ワインまで一貫したライフスタイルを貫いている愛すべき生産者です。
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