ラ・モレッラ La Morella
概要:1985年創業
畑の面積:8ha
生産量:8,000本
ラ・モレッラは、ピエモンテ州アレッサンドリア県カレッツァーノのワイナリーです。ピエモンテの中でも東に位置し、南端はピアチェンツァに、東と北側はパヴィアに接するこの場所は、古代ローマ時代からの都市である「トルトーナ」に由来する「トルトネーゼ」と呼ばれる地域です。ラ・モレッラは、1985年にこの地で家業を引き継いだエニオ・フェレッティによって設立されました。
この地を代表するブドウ品種といえば「ティモラッソ」。トルトネーゼの丘で栽培されるこのブドウ品種は、14世紀の文献にも登場する歴史あるブドウ品種でした。しかし、フィロキセラや第二次世界大戦の影響、気候条件への適応性の低さ、不安定な生産量など、栽培の難しさにより次第に打ち捨てられていきました。しかし、1980年代初頭にそのポテンシャルを信じたヴィニェーティ・マッサのヴァルテル・マッサ氏を筆頭にした数少ない生産者によって再評価されていきます。その中の生産者の一人がエニオ・フェレッティ氏で、ラ・モレッラを設立した最初の年、1985年にはティモラッソを植えはじめました。1990年代前半より、畑での肥料や除草剤の使用を停止し、醸造においても清澄や濾過をせずワインを瓶詰めにし、BIOの認証も取得しています。
ラ・モレッラの畑は、トルトーナの丘陵地帯の中央部に位置し、標高は340メートルです。石灰岩を中心に、粘土、泥灰土の土壌は南向きに面しており、温暖な気候のもとで育てられます。しかし、常に風が吹いているため、ブドウの房は病気にかかりにくく、完璧に成熟します。
「畑での仕事を生きがい」とするエニオ氏が、ブドウ畑を常に見守り、ブドウは完熟した状態で収穫します。醸造においても、必要があると思わない限りSO2は添加しません。数年前より、エニオ氏に強力なパートナーが出現し、愛娘のソフィア氏が参画しています。
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