カ・デ・ノーチ Ca de Noci
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ヴィットリオ氏によって60年代に植えられた畑をアルベルトとジョヴァンニの2人が守り続けている。1993年から有機栽培を実践。100%自社畑で100%有機栽培によって得られた地元品種のみを使用しワインを醸している。
アペニン山脈の麓、レッジャーノに広がる約10haの土地に、この地方において最も高貴な存在だと考えている“胡桃”を栽培している。 胡桃の木は、ギリシャ神話においては、女性崇拝のシンボルであり、地獄の創造と同時に輪廻再生を象徴するものとして登場する。
彼等は胡桃の樹を高貴な存在と考えており、ノチーノ(胡桃のリキュール)の製造は重要な仕事となっている。 葡萄はクロストロ渓谷に沿って横たわる石と泥混じりの丘陵地帯に約5ヘクタールの畑を所有していて、レッジャーノ地方で最も古い品種、スペルゴラやマルボ・ジェンティーレ、ランブルスコ・ディ・モンテリッコ、ズガヴェッタなどの他に、現在も研究中の絶滅しかけている地品種を栽培している。 灌漑なし、施肥なし、除草なし、SO2なし この丘の土壌の貧しさが低収量の果実をもたらし、葡萄の個性やポテンシャルを最大限に引き出している。『私達のボトルはそれぞれに唯一の味わいをもっており、毎年、決して繰り返されることのない固有の表情を見せてくれる。
これこそがワインの楽しさであり、深さではないだろうか』有機栽培は、カ・デ・ノーチで実践される唯一の農法。植物に不えられるのは植物質であれ動物質であれ、有機的な物質のみ。(昔から使用されている銅と硫黄は極小量使用)『自然をケアしていくということは、小さな菌類から赤ゲラ、何世紀も前からある巨木まで、すべての動植物の均衡を崩さないような技術が重要と考えている』彼等はワインを造る為に必要最低限の手助けをどのタイミングで行うべきかだけに集中する。この地方では当たり前に行われている灌漑も行われない。施肥も一切行われない。そして除草もしない。
しかし、畑は昆虫が有効的に色々な草木の受粉を行い、害虫の駆除も自然の中で行われている。 ランブルスコよりもドライで食事に寄り添う 土壌は活性化し、健全な状態を保っていると言う。彼等のワインはその全てで発酵からボトリングまで酸化防止剤を添加していないにも関わらず安定している(醸造過程で生成されるSO2は分析表に現れるがその数値は12mg程度と極端に少ない)発酵は全て自然酵母で行い、温度管理は行わない。 瓶内2次発酵時に加える酵母に関しても収穫した葡萄に付着している天然酵母を培養して使用する。更に、通常では2次発酵時に蔗糖を加えて発酵を促すのだが、彼等は収穫時に得たモストを低温で保管しておき、そのモストの糖分で2次発酵を開始させる。
100%葡萄で造られワインなのだ。最終的に残糖分をほとんど感じないほどに発酵しつくしたワインはランブルスコとは全く違うドライで塩っぽささえ感じさせるものに仕上がる。色々なタイプの食事に合わせることが可能なワインだ。全てのワインはフィルターをかけないでボトリング。(輸入元資料より)
アペニン山脈の麓、レッジャーノに広がる約10haの土地に、この地方において最も高貴な存在だと考えている“胡桃”を栽培している。 胡桃の木は、ギリシャ神話においては、女性崇拝のシンボルであり、地獄の創造と同時に輪廻再生を象徴するものとして登場する。
彼等は胡桃の樹を高貴な存在と考えており、ノチーノ(胡桃のリキュール)の製造は重要な仕事となっている。 葡萄はクロストロ渓谷に沿って横たわる石と泥混じりの丘陵地帯に約5ヘクタールの畑を所有していて、レッジャーノ地方で最も古い品種、スペルゴラやマルボ・ジェンティーレ、ランブルスコ・ディ・モンテリッコ、ズガヴェッタなどの他に、現在も研究中の絶滅しかけている地品種を栽培している。 灌漑なし、施肥なし、除草なし、SO2なし この丘の土壌の貧しさが低収量の果実をもたらし、葡萄の個性やポテンシャルを最大限に引き出している。『私達のボトルはそれぞれに唯一の味わいをもっており、毎年、決して繰り返されることのない固有の表情を見せてくれる。
これこそがワインの楽しさであり、深さではないだろうか』有機栽培は、カ・デ・ノーチで実践される唯一の農法。植物に不えられるのは植物質であれ動物質であれ、有機的な物質のみ。(昔から使用されている銅と硫黄は極小量使用)『自然をケアしていくということは、小さな菌類から赤ゲラ、何世紀も前からある巨木まで、すべての動植物の均衡を崩さないような技術が重要と考えている』彼等はワインを造る為に必要最低限の手助けをどのタイミングで行うべきかだけに集中する。この地方では当たり前に行われている灌漑も行われない。施肥も一切行われない。そして除草もしない。
しかし、畑は昆虫が有効的に色々な草木の受粉を行い、害虫の駆除も自然の中で行われている。 ランブルスコよりもドライで食事に寄り添う 土壌は活性化し、健全な状態を保っていると言う。彼等のワインはその全てで発酵からボトリングまで酸化防止剤を添加していないにも関わらず安定している(醸造過程で生成されるSO2は分析表に現れるがその数値は12mg程度と極端に少ない)発酵は全て自然酵母で行い、温度管理は行わない。 瓶内2次発酵時に加える酵母に関しても収穫した葡萄に付着している天然酵母を培養して使用する。更に、通常では2次発酵時に蔗糖を加えて発酵を促すのだが、彼等は収穫時に得たモストを低温で保管しておき、そのモストの糖分で2次発酵を開始させる。
100%葡萄で造られワインなのだ。最終的に残糖分をほとんど感じないほどに発酵しつくしたワインはランブルスコとは全く違うドライで塩っぽささえ感じさせるものに仕上がる。色々なタイプの食事に合わせることが可能なワインだ。全てのワインはフィルターをかけないでボトリング。(輸入元資料より)
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