オットマーニ Ottomani

このオットマーニとの出会いは2019の春に開催されたVinitalyの会場で。
ヴィニタリーの会場を歩いていると、向こうからCase Coriniのロレンツォ博士が歩いてきました。
3月に日本に来日していたロレンツォ博士。
その翌月のイタリアでの再会に喜んで下さり、
「ブースはグイドがいるから、僕と一緒に回ろう」と連れて行ってくれたのがこの『Ottomani』でした。
ワインを試飲し、ブドウの熟度、クリーンな味わいとバランス。
それでいてしっかりと深みのある味わいに感銘を受けました。
久しぶりに登場するキャンティ・クラシコの「大物」ではないかと思っています。
「ああ!こういうキャンティ飲みたかった!!」と皆様に喜んで、そして驚いていただけると思います。
トスカーナ州、フィレンツェの南、グレーヴェインキャンティにある新しいワイナリー。
2006年に4人の仲間によって始まったワイナリー。
4人の手のひら8(オット)手(マーニ)の印象的なラベルはここからきています。
「難しくなく(でもシンプルじゃない)、おいしい」OttomaniのChianti。
ぜひお試しください!
─────
トスカーナ州フィレンツェ県、インプルネータ。
ローマが建設される以前にイタリア中部で繁栄したエトルリアに遡る歴史と文化を持つ町。それを反映する典型とも言える“コット・ディ・インプルネータ(Cotto di Impruneta)”と呼ばれるテラコッタはルネサンス期の建築家、ブルネレスキがフィレンツェのサンタ・マリア・デルフィオーレ大聖堂の円蓋に使用したことでも有名です。
このインプルネータで生まれ育った友人4人で立ち上げられたワイナリーがオットマーニです。
エンリコ・ジョヴァンニーニ、コジモ・ペコリーニ、レオナルド・ボネッリそして
アンドレア・マラボルティの4人は、大学で醸造学を学びながら、同時に疑問を持ち始めます。
ブドウ栽培とワイン醸造が盛んな地元で代々受け継がれてきた在来品種を横目に、インターナショナルな品種が隆盛を極めていた時代。
両親は農業から離れていましたが、祖父の世代はぶどう栽培に携わっており、受継いだバックボーンを尊重し、時代の流れに沿わずに在来品種ありきのワイン造りをする事を決意します。
とは言っても、経済的に余裕がある訳ではない4人の若者は実践を重視。
大学の在学中や卒業後に海外を含めいろいろなワイナリーで働き、経験値を高めていきました。
2005年にエンリコのガレージを醸造所にして試験的に自分たちのワインづくりをスタート、
そして2007年には、ついにオットマーニとしていよいよ本格的なワイナリーとなります。
オットマーニとはイタリア語で「8本の手」という意味。彼ら4人が力を合わせて
ワイン造りをしていく、それぞれの2本の手を合わせてこそ8本の手=オットマーニになるという友情がこもった素敵な名前ではないでしょうか。
彼らのぶどう畑は生まれ故郷のインプルネータ及び隣接する町、グレーヴェ・イン・キアンティにあり総面積は15ha。また、オリーブ畑も15haあり、在来品種を合成化学農薬や化学肥料を使用することなく、サステブルに「8本の手」で栽培しています。
2014年からは友人であるテラコッタ職人であるマッシモの作ったコット・ディ・インプルネータ製アンフォラでの醸造も開始。葡萄と同じ土地から造られたアンフォラ、そしてそれは彼ら4人の故郷であります。アイデンティのぎゅっと詰まったキュヴェは2016年からリリースされています。
4人と8本の手はこれからも新しい挑戦を続けていきます。
ヴィニタリーの会場を歩いていると、向こうからCase Coriniのロレンツォ博士が歩いてきました。
3月に日本に来日していたロレンツォ博士。
その翌月のイタリアでの再会に喜んで下さり、
「ブースはグイドがいるから、僕と一緒に回ろう」と連れて行ってくれたのがこの『Ottomani』でした。
ワインを試飲し、ブドウの熟度、クリーンな味わいとバランス。
それでいてしっかりと深みのある味わいに感銘を受けました。
久しぶりに登場するキャンティ・クラシコの「大物」ではないかと思っています。
「ああ!こういうキャンティ飲みたかった!!」と皆様に喜んで、そして驚いていただけると思います。
トスカーナ州、フィレンツェの南、グレーヴェインキャンティにある新しいワイナリー。
2006年に4人の仲間によって始まったワイナリー。
4人の手のひら8(オット)手(マーニ)の印象的なラベルはここからきています。
「難しくなく(でもシンプルじゃない)、おいしい」OttomaniのChianti。
ぜひお試しください!
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トスカーナ州フィレンツェ県、インプルネータ。
ローマが建設される以前にイタリア中部で繁栄したエトルリアに遡る歴史と文化を持つ町。それを反映する典型とも言える“コット・ディ・インプルネータ(Cotto di Impruneta)”と呼ばれるテラコッタはルネサンス期の建築家、ブルネレスキがフィレンツェのサンタ・マリア・デルフィオーレ大聖堂の円蓋に使用したことでも有名です。
このインプルネータで生まれ育った友人4人で立ち上げられたワイナリーがオットマーニです。
エンリコ・ジョヴァンニーニ、コジモ・ペコリーニ、レオナルド・ボネッリそして
アンドレア・マラボルティの4人は、大学で醸造学を学びながら、同時に疑問を持ち始めます。
ブドウ栽培とワイン醸造が盛んな地元で代々受け継がれてきた在来品種を横目に、インターナショナルな品種が隆盛を極めていた時代。
両親は農業から離れていましたが、祖父の世代はぶどう栽培に携わっており、受継いだバックボーンを尊重し、時代の流れに沿わずに在来品種ありきのワイン造りをする事を決意します。
とは言っても、経済的に余裕がある訳ではない4人の若者は実践を重視。
大学の在学中や卒業後に海外を含めいろいろなワイナリーで働き、経験値を高めていきました。
2005年にエンリコのガレージを醸造所にして試験的に自分たちのワインづくりをスタート、
そして2007年には、ついにオットマーニとしていよいよ本格的なワイナリーとなります。
オットマーニとはイタリア語で「8本の手」という意味。彼ら4人が力を合わせて
ワイン造りをしていく、それぞれの2本の手を合わせてこそ8本の手=オットマーニになるという友情がこもった素敵な名前ではないでしょうか。
彼らのぶどう畑は生まれ故郷のインプルネータ及び隣接する町、グレーヴェ・イン・キアンティにあり総面積は15ha。また、オリーブ畑も15haあり、在来品種を合成化学農薬や化学肥料を使用することなく、サステブルに「8本の手」で栽培しています。
2014年からは友人であるテラコッタ職人であるマッシモの作ったコット・ディ・インプルネータ製アンフォラでの醸造も開始。葡萄と同じ土地から造られたアンフォラ、そしてそれは彼ら4人の故郷であります。アイデンティのぎゅっと詰まったキュヴェは2016年からリリースされています。
4人と8本の手はこれからも新しい挑戦を続けていきます。
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