アモス・バニェレス Amós Bañeres
SINは英語でwithout、ケミカルや人為的介入がないことを表しています。
アレックスはこの地で代々続く大きなカヴァの生産者で、ファミリーは膨大な土地をペネデスに持っていてカヴァを造っていました。
現在も8つほど自分のブランドを別で持っております。SINプロジェクトのワイン3種類は、すべてアレックスが所有しているビオの畑で育てたブドウからできています。
アモスのファミリーもペネデスに土地を持っていて、アモスは若い頃は違う仕事をしていたのですが、やはり自分の土地に戻り自然の産物を造り出したいとの思いで、2011年から家族の持っていた古い5haの畑を引き継ぎました。今でもアモスの畑は5ha弱、別ブランドとしてワインをつくっています。SINプロジェクトの醸造家がこのアモスです。
オーガニックでかつ酸化防止剤ゼロのワインを造りたいと思っていたこの土地の大地主のアレックス
と、ビオディナミで全て手作業でワインを造り始めたアモス。自分たちの土地でその共通の思いから二
人が手を組み2018年からスタートさせたのがこのSINプロジェクトです。
(注:アレックスとアモスの二人は2015年からEls VInyrons(エルス・ヴィニェロンス)という別ブランドでもコンビでワインをつくっており、そちらはワインダイヤモンズさんが輸入されています。)
ブドウはアレックスの家族が所有するカヴァの広大な土地で全てオーガニック栽培をされ、醸造もアルティザンワインを造りたいと思っていたアレックス家の醸造所で行われます。
醸造はアモスによるもっと幅広いレンジのワインを造りたいと思っていたインスピレーションとアーティスティックな部分が反映されています。
彼らのワインの美しい特徴は、飲み易く品種の特徴を表現しつつ、直球な味わい、ピュアなフルーツが十分に感じられる所で、ペネデスの他のワインとの違いを見せ付けています。
SINの意味はスペイン語で、“それ以外ない”“無し”と言う意味です。
化学肥料無し、品種もブレンドなしの1品種、醸造は手を加えること無し、添加物無し、酸化防止剤ゼロ。
(輸入元資料より)
2018年はこのプロジェクトの初ヴィンテージでありながらも、通常の2倍近い雨量に見舞われたやや難しい年でした。おかげでこのプロジェクトのより軽くて、軽
快でフレンチっぽいベジタルなワインを造りたいと思っていた彼らの目標により近づけたのかも知れません。
SINプロジェクトはよりシンプルに土地と品種の個性を表したワインだと思います。
広く清潔なセラーと広大で素晴らしい畑をもつアレックスと、ナチュラルワインの醸造のトップのアモスが手を組むことで、エントリーレベルのナチュラルワインとし
て素晴らしいクオリティと個性、手に取りやすい価格帯を表現しています。アレックス一人でもアモス一人でもできなかった事です。1+1=2に留まる事なく、その
可能性はまだまだ大きくなっていきそうです。
おすすめ商品
Summ(スム)[2022] トーマス・ニーデルマイヤー
アルトアディジェで端正で高品質なワインをつくる「ニーデルマイヤー」の、瑞々しい白。summは蜂のブンブンという音の方言なのだとか。
4,851 円(税込)
VINAYAKI ヴィナヤキ(ボナルダ)[2016] フラテッリ・エレファンティーニ
ボナルダを使用した「Vinayaki(ヴィナヤキ)」力強い味わいですが、より繊細さとどこか素朴さと優しさを感じさせる味わいです。印象的なラベルはアーティスト、高橋亜弓(AYUMI TAKAHASHI)さんの作品。
4,257 円(税込)
【*】ポンス醤油 柚子(300ml) 梶田商店
酵母も酵素も添加せず、大洲の風土が育む“天然醸造”だけで造る100%自社醸造の醤油と味噌をつくる梶田商店さんが造る、愛媛産柚子を使用した香り高い。
1,080 円(税込)
コッリ・トルトネージ・ドルチェット ブリッコ・デル・ストレーゲ[2023] ラ・モレッラ
ドルチェットらしい心地よい酸と、豊かな果実味、しなやかなタンニン。しっとりとした旨味たっぷりの柔らかな赤。
3,267 円(税込)
ミル・リュー[2023] ラ・グランジュ・デ・ロンクル・シャルル
複数の村の約20の区画、丘の比較的下の方に位置する畑からの13種のブドウ品種のアサンブラージュ。まろやかでたっぷりとした果実味の白ワイン。
4,950 円(税込)