テスタロンガ Testalonga
リグーリア州のドルチェアックアに数ヘクタールの小さなブドウ畑とオリーヴ畑を所有。
街の中心にある小さな「ガレージ」で、昔ながらの伝統的な手法でワイン造りを行う「テスタロンガ」が入荷しております。
丘の上の畑からは天気の良い日は、海の向こうにコルシカ島がみえる眺めのよい絶好の畑には樹齢100年を超えるブドウがまだかなり残っているそうです。
白ワインはヴェルメンティーノ、赤ワインはロッセーゼから・・・。
今回、日本には赤のロッセーゼが300本のみの入荷だそうです。
2015年、そしてヴィナイオータが輸入する前の2014年はリリース直後若干、還元的なニュアンスが強かったような気がします。
しかし、ワイン自体が持つワインは圧倒的・・・。
決して、今すぐにわかりやすく美味しく、親しみやすいとは言えない雰囲気を持っていますが、その奥に秘めたポテンシャルは、途轍もないもの。
是非、騙されたと思って、セラーで数年寝かせてから開けて頂きたいと思います。
このワイン、軽やかな味わいに感じますが・・・、驚きべき可能性を秘めたワインです。数年後をお楽しみに。
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ワインの総生産本数が5000本程度、という事もありまさに知る人ぞ知る的ワイナリーで、イタリアでも彼らのワインを見かけることはまずないと言って良いと思います。
畑は小さなテラス状で、アルベレッロ仕立て、ものによっては樹齢100年超。
全ての作業を手で行い、農薬としては硫黄だけを使用。ワイナリーは中世の街並みの残るドルチェアックアの町中にあり(外観からワイナリーであることは全く分かりません!)、そのセラーのコンパクトなことと言ったら…
間違いなくヴィナイオータが取引する造り手の中でも最小規模で、500リットル程度のサイズの樽が7-8つと古い圧搾機とテーブルがあるだけ…。
醸造方法もいたってシンプルで、醸造期間中は樽を立てにして醗酵槽として利用、そこに足で潰したブドウを入れ(除梗しません!)、約20日間の醗酵、圧搾後に横にした樽でワインを熟成させ、翌年8月に無濾過でボトリングし(その際にごく少量の酸化防止剤を添加)。
そして樽は再び縦に置かれて次の収穫を待つという…言うなれば、ちゃぶ台置いたらダイニングルーム、ちゃぶ台片づけて布団を敷いたら寝室…という日本の畳の部屋並みに機能性のあるセラーなのです。
ロッセーゼは決して押し出しの強いブドウではなく、若飲みすべきワインのような佇まいを持っているのですが、熟成のポテンシャルも秘めた凄い品種です。入荷本数も300本と少ないので限定ワインとせざるを得ないですし、
皆様への出荷本数も非常に少ない本数になることが予想されますが、是非とも1-2本、セラーの彼方に追いやってみてください!
輸入元資料より
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