アル・ディ・ラ・デル・フィウーメ Al di là del Fiume
ボローニャから30kmほどの静かすぎる集落マルツァボット。国立公園の中にあるカンティーナはダニーラとガブリエル夫婦が中心となり営まれています。
数年前に完成したカンティーナは非常に綺麗に保たれ、この上部ではヨガ体験や周辺の小学生向けに農業体験もできるようにしており、地域密着型の経営をしようとしています。葡萄畑は限定的に作られ、多くは果樹園や農作物を育てています。丘下からの風と頂上
からの風が常に畑に還流し、自然しか存在しない風光明媚な恵まれた環境にあり、付近ではトレッキングをする人も多くいます。
ここで醸造を始めた彼ら夫婦は、甘口ではないアルバーナ種を育てることに意欲を燃やしました。この品種は糖度が上がり易いため、その多くがデザートワインとしての存在でした。
「この品種を使うデザートワインなら誰でもできるのではないか」
ガブリエールはそこに疑問を感じ、どうすればドライ(辛口)なアルバーナができるのだろかと考え、葡萄の酵母そのものを生かせる栽培やアプローチを模索したのです。
そこで出会ったのは、ビオディナミであり、アンフォラ(甕樽)だったのです。この容器を用いて、野生酵母のみで醗酵させることでアルバーナの品種もそれまでのイメージとは全く異なる本質にたどり着くのではないかと思ったのです。
そのアンフォラに選んだのは、トスカーナ州インプルネータのもの。きめ細かな土質から作られ、厚さ8cmもあるものなのです。
アンフォラといえば、酸化を進ませるように思われがちですが、ここで使用するものは長期間熟成しても極度に酸化を進ませない性質と、安定した果実感を残すことができるようなタイプなのです。
そこで彼らによって仕込まれたカンティーナが誇る偉大なるアルバーナ種のフリカンドが生まれるのです。
(輸入元資料より)
数年前に完成したカンティーナは非常に綺麗に保たれ、この上部ではヨガ体験や周辺の小学生向けに農業体験もできるようにしており、地域密着型の経営をしようとしています。葡萄畑は限定的に作られ、多くは果樹園や農作物を育てています。丘下からの風と頂上
からの風が常に畑に還流し、自然しか存在しない風光明媚な恵まれた環境にあり、付近ではトレッキングをする人も多くいます。
ここで醸造を始めた彼ら夫婦は、甘口ではないアルバーナ種を育てることに意欲を燃やしました。この品種は糖度が上がり易いため、その多くがデザートワインとしての存在でした。
「この品種を使うデザートワインなら誰でもできるのではないか」
ガブリエールはそこに疑問を感じ、どうすればドライ(辛口)なアルバーナができるのだろかと考え、葡萄の酵母そのものを生かせる栽培やアプローチを模索したのです。
そこで出会ったのは、ビオディナミであり、アンフォラ(甕樽)だったのです。この容器を用いて、野生酵母のみで醗酵させることでアルバーナの品種もそれまでのイメージとは全く異なる本質にたどり着くのではないかと思ったのです。
そのアンフォラに選んだのは、トスカーナ州インプルネータのもの。きめ細かな土質から作られ、厚さ8cmもあるものなのです。
アンフォラといえば、酸化を進ませるように思われがちですが、ここで使用するものは長期間熟成しても極度に酸化を進ませない性質と、安定した果実感を残すことができるようなタイプなのです。
そこで彼らによって仕込まれたカンティーナが誇る偉大なるアルバーナ種のフリカンドが生まれるのです。
(輸入元資料より)
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