イ・クストディ I Custodi
天才醸造家の呼び名も高い「サルヴォ・フォーティ」。
「ベナンティ」、「グリフィ」、「イル・カンタンテ」の醸造家として。
そして自らのプロジェクト『イ・ヴィニェーリ』でその手腕を発揮して
います。
今回、その『イ・クストディ』より新たな『エトナ・ロッソ』が到着!
『イ・クストディ』です。
シチリアワインというと、深い色合いと濃厚な果実感を持つという
イメージを持つ方もいらっしゃるかと思います。
それは平地で多く作られる「ネロ・ダーヴォラ」。
一時、その濃厚さでシチリアを代表するワインと言われましたが、
あくまで一つのスタイルでしかありません。
エトナ火山で栽培されているのは、色が薄く、非常にエレガントなワインが
産まれる「ネレッロ・マスカレーゼ」。
ピノ・ノワールにも近い品種と言われ、色は薄いのですがしっかりとした
タンニンと伸びやかな酸味を持つ品種。
多くの造り手(他の地域の人々も)はネッビオーロ、サンジョヴェーゼに
匹敵する偉大なブドウと評するワイン。
エトナ山の高い標高域で栽培されるため、大きな寒暖差。
そして南の産地特有の強い太陽で酸が乗りながらもブドウは完熟。
驚くべきポテンシャルを持ったワインが生まれます。
ブドウ栽培にとって理想的(火山以外)ともいえる「エトナ」の可能性を
存分にワインに移しこんだ「イ・クストディ」。
まるで、伝説的なバローロの作り手『ジュゼッペ・リナルディ』の
「ブルナーテ・レ・コステ」を思い浮かべるようなエレガントな仕上がり!
新たなエトナの衝撃作!!イタリアワインファンの皆様これは是非お見逃
しなく!!
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I Custodi delle vigne dell’Etna
イ・クストディ デル・ヴィニャ・デル・エトナ
イ・クストディとは、エトナ山の畑の守り主を指します。
守るとは、土地、伝統を維持し、その土地の人々に対し敬意を払うという
ことです。
このような価値観と美しい土地への愛情をもとに、2千年以上前にワイン
が持ち込まれたこの土地に、暖かい火山性土壌がもたらすミネラル感と
寛大さ、ムンターニャの冷涼な気候とシチリアの太陽が相成って、
イ・クストディは2007年に誕生したのです。
古く乾燥した砂利のテラスに、様々な樹齢の健康な木々を高い植密度で
栽培しており、木々は栗の木の支柱に支えられて育ちます。周囲の環境
との調和を大事に、イ・ヴィニョリ(サルヴォ・フォティ率いる、
ブドウ栽培からワイン醸造における共通の哲学を持つ、エトナのワイン・
グローワーズ集団)とラバのジーノと共にブドウ造りをしています。
合成化学物質は使用せず、人々、土地、自然への敬意を払うという手法は、
何十世紀経った今でも変わっていません。
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