カッペッラーノ Cappellano
間違いなくバローロ最上の作り手の一人『カッペッラーノ』。
1998年ヴィンテージのバローロより再び、「大樽」熟成によるクラシックなスタイルに回帰したカッペッラーノ。
近年、彼らが生み出すワインの凄さが周知され、バローロでも最注目の造り手になりました。
その為、日本への入荷量は激減・・・。なんとバルベーラ、ネッビオーロ、ドルチェットの割り当ては日本に各120本のみという少なさ!
さらに、貴重かつ高品質なネッビオーロのクローンである「ミケ」を接ぎ木せずに直植え樹からのみ造られる『バローロ・ピエ・フランコ・ミケ』にいたってはなんと日本へは60本のみの入荷なのだそうです・・・。
偉大な父、テオバルド・カッペッラーノ氏から息子のアウグスト氏に引き継がれた偉大なカンティーナ『カッペッラーノ』。
今回入荷した2009年のバローロは、すべてアウグスト氏が手掛けた初めてのヴィンテージです。
しかし、彼にとってのファーストヴィンテージ『大成功』!恵まれた2009年ということもあり、いきなり途轍もないワインをリリースしてくれました!
流石に日本に60本の「ピエ・フランコ」は試飲できませんでしたが、「バローロ・ガブッティ」を開けてみると・・・シリアスさと温かみ、柔らかさをあわせ持った途轍もない大作!
まさに、このカッペッラーノは、
《本当に偉大なワインは品種の個性を凌駕する!》
という事がまさに起こっているヴィンテージではないかと思っています。
いくつかの圧倒的なワインの中にはブドウ品種の個性と一般的に言われている雰囲気を完全に超えるものが稀に登場します。
例えば1990年や1994年の「ラディコン・メルロー」。シュレールの「ゲヴュルツトラミネール・アイヒベルグ」2000年。そして「ヴィーニャ・デル・ノーチェ」のBotte di Castagno1999年なども・・
・。
『カッペッラーノ』のワインは、ブラインドで飲むと飲み手にバローロであるということを主張する以上にそのワインが「圧倒的に偉大なワイン」
だとと言うこと訴えかけてくるような気がするのです・・・。
そして、多くの造り手が直面する、代替わりの問題ですが周りの多くの造り手たちが口々に、「カッペッラーノは大丈夫だ、うまく引き継げている!」とその手腕を評価されるアウグスト・カッペッラーノ氏。
またしばらくはカッペッラーノから目を離せなそうです!
今年はごく少量の入荷、「バローロ・ガブッティ」以外のアイテムは輸入元でも予約で即完売。追加はできません!
是非お早めにどうぞ!!
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