Bourgogne Domaine Camus Pere & Fils / ドメーヌ・カミュ・ペール・エ・フィス
偉大なグランクリュ「シャンベルタン」を1.69ヘクタール所有する、《第四の大地主》、そしてシャルム、マゾワイエール・シャンベルタンに関してはなんと6.9ヘクタ―ル、約4分の1を所有する大ドメーヌ『カミュ・ペール・エ・フィス』。
ドメーヌ・カミュの現当主ユベール氏は1981年から2004年までINAOのブルゴーニュ支部長を務めるなど、ブルゴーニュワインを現在の品質レベルの高みにまで押し上げた重要な人物の一人。
1990年にはレジオン・ドヌール勲章を授与される程の人物です。
飲み頃に入りつつある、グランクリュ、しかも蔵出しの物がこの価格で購入できるというのは本当に驚きですよね!
ブルゴーニュファンの皆様、ぜひお見逃しなく!!
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180年の歴史を持つジュヴレ特級畑最大の所有者
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ジュヴレ特級最大所有者
180年にジョセフ・カミュによって設立された。
現当主ユベールは孫に当たり、現在所有する16.8ヘクタールから成る畑の約2/3は特級畑となっている。
ジュヴレ最大の地主の一人で1981年から2004年の長期間INAO(Institut National des Appellations d'Origine)の地域代表を努めた。
更に1993年には、BIBV( Bureau Interprofessional de Vins de Bourgogne )の局長となるなど、地元民の人望も厚く、責任感の強い人物。
このドメーヌでは生産量の約70%をドメーヌ元詰めし、残りはネゴシアンに販売。現在は娘のエディーとの二人三脚でドメーヌを運営している。
シンプルな事こそ重要
ユベールのワイン造りは至ってシンプル。発酵時の温度調節機の導入はなされたが、基本的には約50年間なにも変わっていない。
40年を超える葡萄樹から産まれる健全な葡萄は収穫後100%除梗され、1週間から10日の1次発酵に入る。
ルモンタージュとピジャージュを1日1回行い、ユベールお気に入りの1920年製のプレス機でゆっくりプレスされたワインは15~18ヶ月、樽熟成。
新樽の比率は平均で25%(グラン・クリュに関しては約50%)。できるかぎりシンプルに。人為的介入を最小限に抑え、1つ1つの作業を丁寧に行うことでブルゴーニュの、シャンベルタンの威厳が生まれると言う。
純粋に土地の魂をワインに宿す
ユベールにとっては何も特別なことはないが今のブルゴーニュにおいては非常に稀有な存在かもしれない。
彼らは自身のワインに対する評価を真摯に受け止め敬意を表している。
数々の賞賛の声があると同時に、『現代風でない』彼等のワインに対するマイナスの評価も多々存在する。
「私達は年間数十万本を生産しているわけではありません。ずっと続けているものはシャンベルタンという特別な土地の魂をワインに宿すこと。伝統に拘るのもそのためで、それがクラシックな味わいと評価されるのは当たり前のこと。それでも我々のワインを認めてくれる人たちがいるのはとてもありがたいし、その人たちのためのワイン造りが今後も続けられれば幸せです。」
控えめな口調ながらカミュ親子のこの一言には彼らの信念が垣間見えるよう。
濃縮感よりエレガントさを感じさせるワイン。
力強さより優しく長い余韻。奥に潜む、味わいの存在感は、ワイン全体にエネルギーを与えているようにも思える。それを発見したとき、このドメーヌの本当の評価ができるのではないだろうか。
(輸入元資料より)
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