マーニ・コンタディーニ[2024] テヌータ・デル・コンテ
テヌータ・デル・コンテのワインを飲んだ人々が口をそろえて特に褒め称えるのがこのロザートです。手摘みで収穫した葡萄を果皮を外して果汁のみをステンレスタンク内で自然酵母による発酵。清澄作業は行わずに澱と共にステンレスタンクで6ヶ月間熟成。So2極少量の添加に抑えられています。
"コメント"
こちらは例年よりもさらに淡い色合いに変わっています。味わいも繊細で黒葡萄由来の固さ、重さはほぼ無い淡く美しい果実味に仕上がっていました。いつもと違う雰囲気に最初驚きましたが、それでもこのワインは独自の魅力を備えていました。オレンジやみかん系のリキュール感。蒸留酒のような大人な雰囲気とミネラリーな海の香り。口の中では酸味がキュッとしつつもビターな中にほんのりと甘いお芋のようなコクのある余韻が感じられました。
マリアンジェラのガリオッポの男性的なたくましさを知っているとこの限りなく淡く醸したロザートは驚きです。しかし元の葡萄のたくましさがあるからこそ、淡い色合いなのに芯は感じるソリッドな味わいになったのだと納得もできました。トレジャーの他のロザートにない、という独自な魅力はある意味変わらないようです。彼女のガリオッポはやはり魅惑的です。
(輸入元資料より)
| 商品名 | CIRÒ D.O.C. ROSATO MANI CONTADINE / Tenuta del Conte |
|---|---|
| 容量 | 750ml |
| 国/地域 | イタリア/カラブリア |
| タイプ | ロぜ |
| ブドウ品種 | ガリオッポ |
「2024VTはとても暑い年で、1年通して雨が降りませんでした。暑さと干ばつのため8/15頃から収穫を始めなければいけませんでした。これは、10月に収穫を始めるチロの地において、歴史的な出来事でした。私はこのような状況の中でも、熟したブドウを正しいタイミングで収穫することによって最善を尽くすよう努力しました。暑いVTであったことはチロ・ビアンコで特に影響を感じますが、良い酸が備わっています。マーニ・コンタディーネは、重く甘ったるいワインにならないよう、マセラシオンの時間を短くすることでとてもバランスの取れたワインになっています。その結果、通年のマーニ・コンタディーネに比べて淡い色合いに仕上がっています。」
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