ログイン

ショッピングカート

商品数:0点

合計:0 円

カゴの中を見る

2024年4月の定休日
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

お買い物の前に

ランキング

IGTウンブリア マルゴ・フィエロ・ビアンコ[2022] カンティーナ・マルゴ

2022年はさらに洗練された味わい。サラっとした感覚で飲み心地よく、後味がすっきりしているので軽やかに感じます。 ミネラル感もありお野菜と相性がよく、いろいろなお食事にも良く合います。

ルージュ・ゴルジュ[2022] ムーラン・ド・ラモー

オーヴェルニュのガメイをノンフィルター、SO2無添加で仕上げました。フレッシュで華やかな香りのあるフルーティーなワインですが、非常に奥行きがあり舌に染み入るような旨味が特徴です。

VINAYAKI ヴィナヤキ(ボナルダ)[2016] フラテッリ・エレファンティーニ

フラテッリ・エレファンティーニが上陸!アイラーヴァタは繊細で、緻密な構造とパワフルさが共存したスタイルは偉大なバルベーラの風格です。アーティストAYUMI TAKAHASHIのラベルもとても素敵です。

ブリケット[2022] カーサ・コステ・ピアーネ

グレラ(プロセッコ)主体にリースリングとヴェルディーゾを混ぜて造られる瓶内二次醗酵発泡性ワイン。リースリング種由来の厚みのあるミネラルと豊かな芳香が綺麗なスパークリング。日々心地良くしみわたるこの小さく偉大なワインです!

ホーム > 産地で探す > フランス > ブルゴーニュ > 本拠地 ボージョレ、マコネ、その他 > ドメーヌ・ルフォー (Domaine Lefort)

ドメーヌ・ルフォー (Domaine Lefort)


ブルゴーニュと言えば多くのワインファンを魅了してやまない銘醸地の中の銘醸地。明確に格付けされた畑のヒエラルキー構造とクラフトマンシップを発揮して、一人(もしくは少数)の人間がイニシアティブをとってワインを手がけるというロマン。この人と畑が織りなす物語に多くの人が魅了されています。

率直に言って、かつて私(スタッフ藤木)もその一人でした。

ドメーヌ、畑、ヴィンテージ。ひとつひとつの要素がワイン選びの楽しみであり、またブルゴーニュという大きな枠組をおぼろげながらも理解を深めていく事に好奇心を強く刺激されていました。

しかしながら、年々高騰する価格と人気ドメーヌや人気ワインの入手の困難さから、ある時突然この熱病から覚めてしまいます。

「確かにブルゴーニュという土地は素晴らしいかもしれない、この土地でしか生まれない力強い個性というのもある。しかし、一部のワインを除いて、本当にのびのびと自由な発想を持ってワイン造りに取り組んでいる造り手は、どれほど存在するのだろうか?」と。

実際、ブルゴーニュワインの世界は構造的に排他的で保守的にならざるを得ません。世界中からこの地で生まれるワインが求められ、そのためワインや畑、ブドウの売り渡し価格は高騰。リスクをとって最良のブドウ栽培を志すとしても、収穫量の減少は即座に大きな経済的ダメージとなるために、何処かで安全策を取らざるをえない。醸造の段階においてもワインの仕上げとなる瓶詰めの段階においても同じく大きな賭けにでるには相当の覚悟か、長年培われた経済的基盤なくしては不可能と言えます。

そうした背景を想像するに、ブルゴーニュの地で極限までブドウの純粋さを追求したワインに出会うこと、さらにはそれを新たにワイン造りを始めたばかりの若手生産者に期待することは不可能なのではと、ある種のあきらめに至っていました。

そして、そのあきらめかけた気持ちを覆し、救ってくれたのが、今回ご紹介するダヴィッド ルフォー。

華やかなコート ドールという舞台ではなくメルキュレという地で、それでもこの土地や畑が驚くべきほどのポテンシャルを備えていて、それをしっかりとワインに表現させることができれば、ここまで明確なメッセージと喜びを飲み手に与えてくれるのだと、心底「はっ」とさせられます。

ブルゴーニュらしい魅力にあふれているのに「個性」が失われておらず、造り手の明確な意思を感じる力ある味わい。飲めば飲むほどに様々な情景や想いが駆け巡り、思わず天を仰いでしまうメッセージの強さ。懐かしいようでいて、似たものが思いつかない不思議な感覚。

2010年からワイン造りを始めた若き挑戦者、ダヴィッド ルフォー。彼の登場でブルゴーニュワインの未来がまたまた面白くなってきました。

「ドメーヌ ルフォー」

■ 経済的にもリスクの取りにくいブルゴーニュでの攻めたワイン造り
■ ピュアなブルゴーニュワインの魅力と自由で奔放な個性の両立
■ 誰からも影響を受けず、自ら感じ取り行き着いた自然なワイン造り
■ 哲学の思索のように、自然の観察からワイン造りの真理を求める姿
■ 才能はワイン造りにとどまらず、家具のアーティストとしても活躍

神に祝福された土地ブルゴーニュ。しかし、この地で自由な発想で純粋なワインを造ろうとすると、意外にも多くの制約にぶつかります。世界中からこの地で生まれるワインが求められ、そのため畑の価格は高騰。リスクをとって最良のブドウ栽培を志すとしても、収穫量の減少は即座に大きな経済的ダメージとなるために、何処かで安全策を取らざるをえない。醸造の段階においてもワインの仕上げとなる瓶詰めの段階においても同じく大きな賭けにでるには相当の覚悟か、長年培われた経済的基盤なくしては不可能と言えます。

フランスが誇る最良のテロワールを持つ産地のひとつであるにも関わらず、ある種の葛藤を抱えた産地でもあります。この経済的なハードルは、当然新規参入する生産者にとってはさらに大きなハードルとなります。そもそも畑の取得も困難で、買いブドウでワインを造るにしてもブドウ一房、ワイン一本すら無駄にできません。この地で、新たにワイン造りを始めた若手生産者が、自然で自由な発想を持って個性を備えた魅力的なワインを生み出すのは並大抵のことではありません。近年のロワール地方やラングドック地方で、若手生産者が次々と生まれ、活躍しているのとは対照的です。

そんなブルゴーニュ地方の南、コート ドール(黄金丘陵)と呼ばれるきらびやかな地域からは少し外れたコート シャロネーズ地区。その中のメルキュレ村を中心とした畑から無垢な志でワイン造りに挑戦する革命的な造り手があらわれました。彼の名前はダヴィッド ルフォー、端正な顔つきが印象的な若き挑戦者です。

彼の醸造所を初めて訪ね、彼のワインを口にした時、様々な想いや感情が全身を駆け巡りました。そのワインが持つ純粋な表現力、そしてブルゴーニュという土地からしか生まれないであろう複雑な個性、しかし自由で奔放な明るいキャラクター。多くのブルゴーニュワインからは感じられなくなってしまっていた魅力が、目の前のワインには詰まっていました。まさにブルゴーニュの本当の魅力を再発見した瞬間だったと言えます。そして疑問が湧いてきます。リスクを取ることが難しいこの地域で、どうしてここまで素直で自由なワインが造れるのだろうと。

畑では化学的な物を使いたくないという彼は、(ボルドー液や硫黄を除く)化学合成農薬や化学肥料を用いません。そして、醸造においても過度の人為的な介入は必要ないという信念の下で、自然酵母による発酵を行い、瓶詰め時の亜硫酸の添加も2011年から行っていません。

この自然なワイン造りのアプローチは誰から学んだのだろう、あるいは誰の影響を受けたのだろうと思い、彼になぜ自然なワイン造りに目覚めたのかと尋ねてみました。すると…

「どこかで突然目覚めたわけというわけではなく、10年ワイン造りを経験するなかで自然とその気付きを得ました。もしかして何も入れなくてもいいのではないか、介入は必要ないのではないかと。」

ブルゴーニュの自然派ワインの造り手であれば、ドミニク ドゥランやプリューレ ロックのアンリ フレデリック ロック、マルセル ラピエールなどからの影響を語る造り手が多い中、とても意外な答えでした。そして、自らその気付きに至った背景には、おそらく彼のそれまでの人生が大きく影響しているように思います。

昔から学ぶ事が大好きだったというダヴィッド ルフォーは、大学では薬学、論理学、そして哲学などを学び、知的好奇心を満たしていました。そしてその際、学費の足しにと選んだアルバイトが、メルキュレ村でのワイン造りのサポートでした。そこでの経験が彼の想いをワイン造りの道へと掻き立てます。そして、ワインの醸造学や地質学を学ぶために哲学を探求する道を離れ、学位を取得します。卒業後は実際的な経験を積むために10年ほどメルキュレの生産者の下で働き、2010年に自らのドメーヌを設立しました。

もともと哲学を志していた彼にとって、自然を観察し、その背景にある真理を求め、深く学び、深く考えるという行為はごく自然なことだったのだと思います。物事の表層にとらわれるのではなく、奥に秘められた真実を求めるという姿勢が、既成概念やしがらみに囚われることのない自由なワイン造りを実現させました。ワイン造りに対して全く無垢な状態であった彼だったからでこそ取れるリスク。そしてその挑戦と冒険があるからこそ表現できるブルゴーニュワインの純粋な魅力。ブルゴーニュの魅力を再発見するのに、彼のワインほど相応しいものはありません。

最後に余談ですが、彼の溢れんばかりの才能はワイン造りにとどまりません。ダヴィッドは、使用しなくなったワインの木樽から職人的かつ芸術的なデザインの棚やテーブルなどの家具を作っています。彼の作品はどれも精巧かつ美しく、その美意識や感性がワイン造りにも発揮されているのだと納得させられます。
1件の商品がございます。 新着順価格が安い順価格が高い順
 在庫有り商品のみ表示

リュリー・ブラン レ・カイヨ[2018] ドメーヌ・ルフォー

4,950 円
[フランス/ブルゴーニュ/白]

※参考画像となります
1件の商品がございます。 新着順価格が安い順価格が高い順

ピックアップアイテム

アシディティ・ヴィーノ・ロザート・フリッザンテ[2022] カンティーナ・マルゴ

3,762 円
年を追う毎に驚くべきスピードで進化するカンティーナ・マルゴ。マルゴのフリッザンテの『ACDT』から新しくロザートがリリース!ロックバンド、AC/DC風のラベルが楽しい、飲み心地抜群のフリッザンテ。お花見にもおすすめ!

キャンティ・クラシコ[2020] オットマーニ

3,267 円
オットマーニ・キャンティ・クラシコの最新ヴィンテージが入荷しました!キャンティ・クラシコの典型的な「キャンティ・クラシコ」らしさをお楽しみいただけます。

ピンク・フィジー[2022] グロウ・グロウ

4,554 円
ドイツのナーエ地方でドイツのナーエ地方でカール&ポーリン・バウムバーガー兄弟によって運営されるプロジェクト。ジューシーな赤い果実味とともに心地よい酸を感じられるバランスがとれたワイン。アルコールが11%と高くなくスッキリさっぱり飲めるワイン。

シードル[2022] トーマス・ニーデルマイヤー

2,673 円
ゴクゴク飲みすすめちゃう美味さのシードル。
トーマス・ニーデルマイヤーの畑の一角にもリンゴが植わっており、そのリンゴから自家消費用に作っている「シードル」を分けて頂きました。生産量極僅かなので入荷量も少量となっております!

アナトリーノ[2022] カルロ・タンガネッリ

3,762 円
アヒルのラベルで大人気!飲み心地抜群の白ワイン。エレガントで美しい質感。果皮のビターさは穏やかですが果実の中の充実感はしっかりとコク深く、余韻にほんのりと甘い雰囲気です。

エレ・ダンス[2022] レ・ボワ・ペルデュ

3,762 円
鮮やかで、はつらつと元気なロゼ。軽快なロゼというよりは、淡い赤ワインに近いような密度の高いワインです。色調も深く、果実味も豊かで生き生きとした味わい。チャーミングさもありつつも赤系果実の熟した風味は、艶やかさも感じます。これからの季節にピッタリ♪

レイジー・ワインメーカー カベルネ・ソーヴィニヨン2021  クォーサーワインズ

2,376 円
クリコ・ヴァレーでオーガニック栽培している単一畑の自根のカベルネ・ソーヴィニョン。深みのある濃い紫色で、熟した赤い果実、グリーンペッパーなどのハーブ系のアロマ。フレッシュでフルーティ、ラズベリー、甘草、ダークチョコレートのフレーバーがあります。少し冷やしても美味しく召し上がれます。

エッシャープ・ディ・ガルン ロット2(NV) アンドレ・ロレール

3,564 円
キュヴェ名は、アルザス語で「ジュ・テーム」(愛してる)。リースリング’21とオーセロワ’21の比率がより多く、’21の特徴である酸がしっかりと存在するよりフレッシュな味わい。

【*】本枯節と真昆布の白だし 400ml タイコウ

3,100 円
かつお節屋が納得する白だし!タイコウの本枯節に、大阪の老舗昆布問屋『こんぶ土居』の2年栽培の白口浜真昆布をふんだんに使用し、日本で最も贅沢な白だしが完成しました。こちら1本で、日本料理のお椀が完成するように仕上げております。