3,850
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[日本/山形/赤]
我が家は赤湯地区内の様々な字(あざ)に小区画の畑をいくつか点在するように所有しています。親戚や引退する農家の方から少しずつ譲っていただいた結果ですが、以前からそれら赤湯にある自社畑のヒエラルキーをイメージしてきました。
名子山など畑名を冠したワインを頂点として、その下に品種名のワイン、そして土台を支えるのが“赤湯”という地域から生まれたワインです。そのプロトタイプともいうべきワインを初リリースいたします。
“赤湯らしさは何か”とよく聞かれますが、ヨーロッパのワイン造りの歴史に比べて、我が家の130年は未だ黎明期と言わざるを得ません。
我々はまだそれを模索中で、赤湯らしを求めて、様々な品種を植えながら産地に適するぶどう木を模索し、輸入品である培養酵母を添加せずに野生酵母で醸し、工場で作られる化学合成農薬は撒かず、いかにワイン造りを自給できるかということを目指しているのも、そうすることでしか、赤湯らしさはワインに込められないと考えているからです。すぐに赤湯らしさとは何かの答えが出るとは思えませんが、少しずつでもそれが表現できれば、この地でワインを造る意味が生まれ、この産地が継承されていくでしょう。今はその過渡期です。
そんな赤湯らしさを模索するうちに、様々な区画、さらに品種を超えて、赤湯だけのワインを造ったらどうだろうと思いました。
赤湯にある様々な区画の自社畑産のものを一升瓶で貯蔵し、2樽だけ仕込みました。2022年の欧州系品種が主体ですが、ヴィンテージも品種もバラバラ、同じなのは産地だけです。いわば自社畑版まぜこぜワイン。
甘草、サクランボのコンフィ、杉、黒胡椒の香り。アタックは中程で、タニックな口当たり。熟した果実と冷涼な美しい酸味が感じられます。
(ワイナリー資料より)
商品名 |
赤湯(あかゆ)/ 酒井ワイナリー |
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容量 | 750ml |
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国/地域 | 日本/山形・南陽市赤湯 |
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タイプ | 赤 |
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ブドウ品種 | 2022年の欧州系品種主体 |
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